2011年6月30日木曜日

PCを使う時間を置き換えることが、iPhoneやAndroid端末の存在意味と役割

昨年の7月に手に入れたiPhone、8月に入手したXperia、運命は至極簡単だった。iPhoneは何時までも使われるだろう。一方、Xperiaは既に無くても困らない物と化しています。

なんとも残念だが、Androidマシンはどうも使い勝手がわるい。画面をスクロールしても、iPhoneのように指先に張り付かない画面は気持ちがよくない。なにか、くすぐったいキーボードのようです。(くすぐったいキーボードとは、なじまないキーボードで、いつまでたっても指先がくすぐったいのです。それだけで、キー入力がしたくなくなり、入力装置として落第です。それでも使いますよ、買ったのだから。でも、使っていて気持ちが悪い。) なんか落ちつかない機械を触っている。そんな感覚。

それに加え、ドコモのサポート打ち切りという現実を見てしまった。
やはりWindowsだという軽いショック。共通プラットフォームを提供し、ハードウェアに競争をさせる。しかし、ハードウェアは性能ばかりを追い求め、使い勝手やこれでもかというこだわりに欠けたものとなる現実。一つのものに拘り徹底的に磨き上げるという過程を経ぬまま、機能競争に明け暮れ、次々に新しい機種を生み出し、互換性や既存ユーザーをないがしろにして、次々と買い換えさせる。

そこには、使い込む楽しみも、物を愛する感覚も生まれない、見事に無機的な道具が生まれる。道具を使い込むことによって、価値を生み出す楽しみは得られない。

その点は、iPhoneがあればパソコンを使わなくなるという現実と大きく異なる。Andoroidを持っていても、パソコンは使い続ける。Androidはあくまでも携帯端末であって、PCに変わるものではない。

一方、iPhoneは、PC特殊な部分以外のメールを読む、書く、Webを閲覧するという、日常パソコンを使う業務(活動)の多くを代替してします。PCでしかできないことはPCで行い、それ以外はiPhoneでという分業体制を確立してしまう。フラッシュは見られなくても、ブラウジングの快適さは、PC以上です。どちあかというと、PCがもどかしく感じるぐらいです。

一方、Androidでは携帯できることが便利なだけで、家に居ればAndroidではなく、PCでブラウジングしてしまう。結局は作業を代替できていないということに気づきました。やはり、PCのまねをした、PCではない携帯端末なのでしょう。

日々、利用時間が少なくなり、先にも書いたとおり、気がつけば寝る前の数分ベッドでメールを読む、朝の目覚まし時計の代わりと化してしまった。それ以外には、電車の時刻表、電車の中でのブラウジング程度が限界の用途と化しています。 その機能と能力からすれば残念なことですが。

PCを使う時間をどれだけ置き換えられるかが、iPhoneやAndroid端末に課せられた役割だとすると、現では iPhone >>>>>> Androidとなってしまう。

2011年6月22日水曜日

さよなら、Xperia

ドコモはAndroid 2.3へのアップデートを「Xperi X10(SO-01B)」へ提供しないらしい。



これで、私のXperiaのお役ごめんが決まりました。もう二度と、ソニー・エリクソンの製品は購入しないでしょう。アップデートしないことを決めたのはドコモなのか?そうであれば、ソニー・エリクソンは犠牲者かもしれませんが、ドコモと組んだ運命です。



方向は大体決まりました。以下はこれまでXperiaを使い続けてきての総括です。





Xperaを使っていて便利だったもの



  • Google MapとNavi。特にNaviは秀逸で、非常に使いやすく名残惜しい。

  • スマイルシャッターは良いポートレートを取るには便利でした。

  • 目覚まし時計(Alarm Clock Extream Free)は便利につかってます。もしかしたら、Xperiaが廃業しても、目覚ましとして生き残るかもしれません。



Xperiaで使えないもの



  • 電話機(電話であるにも関わらず、電話機として使えない。その理由は、」ボタンにあり、勝手に音量が変わってしまったり、ボタンが押されてしまうことにあり。電話機として信頼できない以上、利用は不可能でした。

  • メール:最初からついてきた3つのメールソフトがゴミばかりで全く使えない。

  • 多くのプレインストールソフト(いまやカメラ以外は何も使われていない)

  • フロントカメラがが無いために、Skypeの端末にならない。



さらに問題なのは、



  • Andoridへの期待が非常に薄れている。その理由は、Googleの頑張りとは別に、ソフトのほうはいまひとつ魅力的なものが無い。AndroidでなければならないものはGoogle Naviくらい。

  • Androidマーケットが改善されない。カテゴリー分けが未だに不十分。さらには、定番が幅をきかせ、魅力のあるソフトの新たな登場が乏しい。

  • シムフリーのiPhoneが簡単に入手できるようになっり、回線ドコモでiPhoneノ利用に問題が無い。

  • 結果として新機種が出れば、古いものは切り捨てられる商売を続けている。

  • Androidを使い続ける限り、毎年切捨てごめんの世界から逃れられない。

これで、Androidとの浮気はめでたく終了。お互いに未練なく、合意の下で分かれることができました。一年持たなかったとは残念です。お別れのキッスぐらいはしてあげましょう。