カラーレーザープリンターを購入してしまった。
カラーレーザープリンターがこんな値段で買えるなんてという驚きのお値段でした。技術の安売りもここまでくると恐ろしいですね。
選んだのは、NECブランドのPR-L5750C(14000円以下)という機種です。サイズも大きいですが、ゼロックスのOEMで結構本格的な機種です。
候補は3機種ありました。OKIのLEDプリンター(20000円以下)、同じくNECブランドのLEDカラーレーザープリンタ(9000円以下)。どれも、カラーレーザープリンターとしては破格なお値段です。
でも、レーザープリンターは維持費が問題です。トナーの交換無しに1000枚オーダーの印刷ができるため、コストは安いですが、トナーを交換しようとすると、本体より高くなってしまうという問題があります。交換トナーとしてリサイクル品を利用しても結構なお値段です。
その中で、NECブランドのPR-L5750Cの再生トナーなら4色セットで6000円以下で流通しています。これなら、交換する気になるレベルという事で、この機種にしました。
実際、レーザープリンターは2台目です。最初は、OKIの白黒レーザープリンターを5万円弱で購入し利用していました。これは非常に長持ちしましたが、その利用期間10年にもなりましたが、トナーの交換をしないまま最終的に処分することになりました。故障もなくもったいなかったのですが、ドライバーも古くなり、パラレル接続のプリンターは処分せざる負えなかった。かなりの枚数を印刷しましたが、やはり年賀状等の印刷はカラーとなり、インクジェットを利用することとなり、白黒のレーザーはドキュメント専用となりました。
ということで、最初から予備のトナーセットを購入し、2万円以下でカラープリンターを購入しました。設定も楽、ルーターに接続しましたので、何処からでも印刷が可能です。スピードもインクジェットを使っていると信じられないスピードです。100枚位のカラーのフライヤー印刷はあっという間でした。
両面カラーのフライヤーを150枚を印刷した時点で、黒と黄色が20%から30%程度減少したとの表示です。実際には十分な濃度がでる条件を交換の基準にしていますので、トナーの交換時期は表示よりかなり遅いのが普通です。それでもカラーの問題点は、トナーを不均一に消費することで、やはり黒の消費が早い。
コート紙への印刷の美しさは格別で、印刷屋に頼まなくても小ロットの印刷物が作れるという自由度があり、なんとも言えぬ満足感があります。
この製品、縦型タンデムエンジンを採用とあり、まさに縦に4つのプリントエンジンを直列接続してあり、紙送りや印刷のアライメントを考えるとものすごい技術の集積です。こんな技術が安売りされている事に理不尽さを感じますが、インクジェットと競合するためには必要な戦略でしょうか?
ただただ、カラーレーザープリンターの印刷品質と使い勝手には満足です。
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