2011年1月8日土曜日

Xperia Android 2.1システムの再インストール

Xperia二度目のクラッシュ
Xperiaに2度目の災難が降り注いだ。なんと、WifiがOnにならなくなってしまった。正確にはOnになっても、10秒程度でOffになってしまうのです。Onにして数秒後にWifiスキャンを始めようとすると、その時点でエラーになってしまい、またOffに遷移してしまいます。WiFiなしではスマートフォンは使い物になりません。

原因?
Xperia(システムはAndroid 2.1)のWiFiは今朝まで順調に動いていたのに。この間にインストールしたのは、WeFi-Automatic WifiのインストールとWifi Managerのアンインストール。WeFiもうまく動作していたようですが、いつの間にか動作がおかしくなっています。設定を見てもおかしなところはないようです。WiFiは画面や電源接続に関わらず常にOnで設定されています。自動でOffになる状態ではありません。WeFiの設定も同じでWeFiの起動と共にOnになる設定です。

復旧策を試行錯誤しても効果なし
もう、WeFiをアンインストールしても、WiFi Managerを再インストールしても状況は変わりません。WiFi関連のアプリ2つを外しても同じです。諦めるしかない。バックアップから設定のリカバリーも行いましたが戻りません。再インストールしかない・・・・頭をよぎるのはメーを含め多々ある面倒なアカウント等の再設定処理です。今日は運よく土曜日で時間もある・・・しばらく検討して再インストールに踏み切りました。

システム再インストール(Android 2.1アップデーターを利用)
ソニー・エリクソンのサイトでAndroid2.1のアップローダーをダウンロード、インストーラーは11月版になっていました。これで、再インストールを決行しました。

システムの再インストールでWiFi復活
約20分、パソコンからの再インストールのデータ転送は終了。ケーブルをPCから外して電源を入れます。6つの設定画面で、Wifi設定が出てきました。一瞬ドキッとしましたが、WiFiの電源はOnになりました。しばらく待っても大丈夫、Offにはなりません。ハードウェアの問題ではなかったと思わず安心しました。それから、Googleのアカウントを設定してどうにか安心。

再インストールでは全てクリーンインストールになる
基本的にはデータを全て消す必要があるのか疑問ですが、メーカーとしてはクリーンにして全てインストールさせるのがアプリの不具合等が出ない一番安心な方法なのでしょう。しかし選択肢がないというのは不親切です。ユーザーの自己責任で選択肢があっても良いのではと考えたくなります。少なくともアプリケーション関連のデータが消えなくて済みますから。Androidはシステム関連のフォルダーのファイルだけ差し替えれば、バージョンアップも再インストールも可能なはずです。

アプリケーションのインストール
まずやるべきことはアプリケーションのインストール。気が遠くなりそうで困ったのもです。アンドロイドマーケットは、古い画面が出てきます。そうです、12月に模様替えがある前の画面です。ダウンロード履歴には、有料で購入したものだけが表示されています。有料アプリでも、無料期間にダウンロードしたものは表示されないようです。これが、無料と有料の違いであることに改めて納得してます。ここマーケットでは作業をせずに最初に「バックアップと復元」からの復元をしようと思います。

「バックアップと復元」を使う
「バックアップと復元」のアプリを起動、復元を選択、12月31日の自動バックアップデータが残されています。アプリケーション、システム設定、その他全てにチェックを入れて続行を選択、復元が始まりました。もちろんXperiaは電源につないであります。

しばらくすると、アプリケーションのリストが出てきました。これから最インストールするアプリを選べということですね。迷わず、全てを選択しました。ところが、次に出てきたのは、マーケットの画面です。結局マーケットからインストールするのですが、アプリの選択だけが自動と言うことですね。インストールとアクセスの許可をアプリの回数だけ繰り返すことになりました。アプリのアカウント設定はまた後で繰り返すかと思うと気が遠くなります。

ここで、AppBrain App Marketからのリストアとどっちが良かったか?単純にどちらが同期したのが新しいかで決まります。AppBrainの方が新しかったことに気づきました。そのため、AppBrainから再度リストアをすると、これまで入れたアプリとの差分をちゃんと分けて表示してくれました。また、足りないアプリをAppBrainからインストールしましたが、操作は同じでそれぞれのアプリをMarketへ行ってインストールする作業になります。どちらにしても、どのアプリが入っていたかを覚えていてくれ、そのアプリへのリンクがあると言う状況です。

アプリが入ったらアプリの設定
一応のアプリが入ったらまずはHomeアプリとなっているADW Luncherの設定です、バックアップから読み込みを実施します。バックアップは少し古いので、かなりの変更が必要です。正しくアイコンが表示されていないものはアプリのインストールに問題がありますので、インストールあるいはアップデート作業が必要です。これからは、IDとパスワードの入力など、一つ一つ手作業が必要になります。とにかく、ネットとつながるアプリばかりですから、IDとパスワードがどこでも必要なことが大変な理由です。また、システム関連の設定内容は既に[バックアップと復元」によりバックアップから読み込まれていました。

アプリのデータはどれだけ残っているのでしょうか?
こういう時にデータや設定が残っているアプリは優れたアプリです。それらのデータをSDカードに残してある、あるいは自動でデータをバックアップしてくれている信頼できるアプリと言えるでしょう。ここでは、どれがとは言いませんが、データに関しては貴重なデータそのものが残っていないアプリは使い続けるべきかどうか検討したほうが良いでしょう。今後もあり得る事態ですので、私はここでデータを失ったアプリは使い続けるべきでないと判断して思い切って全て削除しました。私にとっては非常によい教訓でした。

もちろん、Webにデータが残るものは間違いないアプリです。その他にも、SDカードに残っているものは大丈夫です。データをExportしかできないあるいはSDカードのデータを利用していいないアプリは殆どが削除されたアプリです。意外なアプリがデータを保持していたりということもありましたが、よい勉強になりました。実は先日記載した「瞬間日記」も私の携帯から消えました。

作業はほぼ約3時間で復活
意外にも作業は比較的速く3時間程度で終わりました。それでも無駄な3時間です。色々なアプリでIDとパスワードの確認が必要でしたが、パスワード管理ソフトのLastPassをPCで使っていたこともあり、多くのID,パスワードがLastPassを確認することで済んだのは幸いでした。連絡先もバックアップから一発で戻すことができました。

でも「フー・・・やっと終わった」というのが感想です。できればやりたくない作業です。メリットとしては、内臓メモリーの使用量が100M程少なくなっています。メモリー内のアプリ使用領域のデータが開放されたためでしょう。そのうち減るのですが。

実はまだ、不要なプレインストールソフトの削除作業があります。プレインストールソフは常駐するソフトが多いので、利用もしないのにメモリーを消費するので困ったものです。昔のPCもこういう売り方をして、使いもしないアプリを沢山入れて売っていましたが、このような姿勢はメーカーとして考えて欲しいものです。特にスーパーユーザーの権限なしでは削除もできない常駐プリインストールアプリなど問題外です。作業はこちらへ→ Xperiaの不要プリインストールアプリ削除

実は、WiFiが使えなくなったときには、もうAndroidは捨てようかと思ったぐらいです。これからスマートフォンをと考えるなら、こんな無駄な時間を使わなくて済むという意味でもiPhoneのほうが良いでしょう。やはりAndroid系のがジェットはまだまだ使うよりも面倒を見ることが必要なガジェットです。

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