2011年11月13日日曜日

iPad 2 登場

iPad2 が来た。書類を読みながら、図を描き、考えるということがiPad2上では気軽にできる。長く求めていた思考の道具として最適なツールです。iPad2入手の喜びは大きい。

本や書類とノートを両手に持って仕事をするということはできなかったが、iPad2では、これだけで
ノートにも書類(本)にもなる。

購入したのはもちろん、3G版ではなく、WiFi版です。以下に感想を列挙しましたが、最大のメリットは、考える道具として実用レベルであること。

1) 見た目
金属の質感にくらべ予想以上に軽い。金属の質感はよそよそしい。

2) 電池の心配がまったくいらない。
何時間も使い倒しても、電池切れの心配はまったくない。バッテリーを気にしなくてもよい環境はなんともいえない安心感がある。

3) ペン入力、特に手書き入力が非常に快適です。
手書き入力の実用性は特に期待していなかったですが、大きい。iPhoneと大きく異なる広い面積と手書きの大きな文字がフィットします。この大きさ、書き味、そろそろ紙のノートを駆逐する可能性がある。

4) 予想以上に快適な操作性
PC以上に速いマシンを使っている様に感じます。

5) フェイスタイムが実用的。
テレビ電話は、Scypeから、iPhoneとiPad2でフェイスタイムへと移行しました。画質が良いこと、アプリを立ち上げていなくても着信できることのメリットは大きい。

6) 大画面の優位性
画面が大きいことで不便なのは、写真撮影が目立ってしまい困ることぐらい。

7) 持ち運びに気にならない薄さと重さ

8) iPhoneと多くのアプリが共有できる。
iPhoneとライセンスが共有でき、再購入する必要がないアプリが多いのは便利。

9) 本を読むのが楽になりました。
小さい文字で苦労していた私には、大きな文字は非常に読みやすい。横もちで、1画面2パージでも十分に読みやすい。

全体として、
良みながら、メモを取り、手書きで図にしてまとめる作業が簡単にできる。おかげで考えながら本を読み、同時に図に整理するということを、iPad2上でするようになりました。これで、長く求めていた思考の道具としての基本機能が明確になるとともに、実際に実現したように思います。

手書き入力については別途アプリをまとめようかと思いますが、使いやすい。これで、本当に手書きノートが実用レベルになったような気がします。

7Notesでは手書き入力をそのまま活字に変換できる。手書きを後から変換することや、同時変換できる。その変換効率も非常に優れており、気がつくと手書き入力で同時変換をしていることが多い。

本来の使い方ではないので自分を諌めて手書き入力にするようにしているが意外にもキーボード無しで十分メモとして使えるレベルです。

大きさが異なるだけでiPhoneとはやはり異なる。オフィースワークレベルの利用なら基本的にパソコンを同時に持ち歩く必要はない領域に近づいている。iPhoneでWeb閲覧やメール利用はPCが不要になったが、さらにその領域が拡大している。

思考を整理するために、メモにどれだけ絵を入れるか、表を入れるか、グラフを入れるかという観点からは、紙は思考と知識の表現を大きく拡大してきた。

その、紙のメモが大きな役割をしてきた領域を駆逐する可能性がある。PCがあっても未だに思考の道具は紙とペンが主なのではないだろうか。確かにPCに向かいドキュメントを作りながら考えることは可能です。文章にするという作業は思考整理には重要な道具です。でも、思考を整理するために、大きな紙を出して考えることは、今でも続いている作業です。

これが、iPadの上でできるのです。

2011年11月1日火曜日

Xperia X10を2.3.3 へアップデート

Xperia X10をAndroid 2.3.3へアップデートすることにした。電池が持たないため、ほぼ、目覚まし時計と化していたXperia X10、使えなくなっても駄目元ですから気楽なものです。ゴミの溜まったXperiaをクリーンアップするためにも役立つ儀式のつもりでした。ところが、アップデートの結果は、デザリングが可能、電池の持ちがよくなった、アプリの高速化と、どれをとっても非常に満足のできるものでした。




1.アプリがサクサクと気持ちよく動きます。
最初はマッタリと動いていましたが一日経ってからのXperiaは、非常に早い。ブラウザーの表示等はこれまでにない速度で表示されます。アプリの立ち上がりも早い。全体に表示関係は高速です。Sony Ericssonホーム過去と比べて多少もっさり感がありますが、ADWをHomeにしている状況ではもっさり感は感じられません。

2.電池の持ちも良くなった
休止状態では電池がまったく減らない。これは何が原因かわかりません。それでも、3Gがオン、bluetoothがオン、位置情報サービスがオンだと急速に減少しますが、通常利用では連続利用でも4-5時間は十分利用でき、実用上問題ありません。もっとも多い利用状態の、通信はWifiのみにして使えば一日は余裕ですし、利用頻度が少なければ、3日ぐらいは充電なしで利用できるようになりました。満足の行く状況です。
とにかく、スタンバイ状態では全くバッテリーの減少は見られないのは、XperiaではAndroid 2,2でもなかった、これまでにない特徴です。3Gオンでは長く使えないのはAndroidでは諦めています。Wifi環境で満足に使えれば良しとします。とにかく使わなければ電池が減らないという当たり前の状況になったことが大きなメリットです。やっと電池のパフォーマンスがiPhoneに近づきました。

3.デザリングメニュー(ルーターとして使えます)
もう一つのメリットはデザリングが可能になっていること。アプデートで新しくAndroidが携帯ルーターになり、新たな携帯ルーターを手に入れたことになりました。当然ですが、NTTのFlets Spotの活用です。もちろん日本通信のSIMを挿して低速でもデザリングができました。リージョンフリーではありませんが、ルーターとして充分機能します。電池もアップデート前に比べると格段に長持ちするようになりました。ルーターとして使っていても電池寿命も実用的には不自由のないレベルです。

4.失われたもの
1.不要なプリインストールアプリ
失われたましたが、お陰でスッキリしました。

2.カメラのスマイルシャッター
これは残念ですがしたありありません。でも、最近はXperiaで写真を取らなくなっていましたが、使っていなかったのですから当然です。

5.アップデート方法
パソコンにフラッシュツールをインストールし、ダウンロードした2.3.3をまるごと書き込むだけ。前回の2.1へのdocomoの正式アップデートよりも簡単です。実はやっていることも同じですね。アップデート方法はFlashtoolを使っています。Flashtool、Xperia x10 2.3.3アップデート等で検索すれば出ています。(アップデートはあくまで自己責任で)

アプリの高速化と、電源管理がよくなったことで、Sony Ericsson Homeのもっさり感も気になりません。非常に満足です。おかげで、NTTから借りている携帯ルーターの出番がなくなりました。でも、安いので借りておきます。電池切れもありますし、非常時にバックアップは必須です。

6.ドコモへの不満 (お蔭様でデザリングもできて快適ですが・・・)
繰り返しになりますが、2年契約をほぼ強制しておいて、販売した携帯のサポートは一年の寿命とはdocomoの対応には驚きです。ユーザーのdocomoへの信頼は消えるでしょう。

それにしても、何でこんなに性能が向上するのに、アップデート提供しないのと問いたい。機種交換や、新機種が売れなくなるから、当然なのでしょうか。