2010年12月27日月曜日

光ポータブルの携帯WiFiルーター

スマートフォンは回線接続なしで利用すると用途が限られてしまいます。そして、少しでも回線を利用すると、直ぐにパケットの上限に達し、スライド式の定額上限まであっという間に達してしまいます。その結果、常時接続で使うには携帯キャリアに月額6000円から8000円を支払う必要があります。そこで、最低価格で常時接続が可能な環境を整えることを考えます。

Mobilepoint等(WiFi接続bのみ)
本当に通信費を安くしたいなら、常時接続ではありませんが、WiFiだけで利用するというのが一つの解決策です。WiFiスポットを探す手間は必要ですが、複数のWiFi契約をしても月に1000円以下で収まります。しかし、問題は利用したいときにネットに繋がらない、あるいは情報の取得ができないということです。この不便をなくすことが目的です。これは、スマートフォンでは致命的な不便さになります。パケット通信部分をできる限り利用しないで、いかに便利にスマートフォンを利用するかと言うのが最大の課題です。

WiMAXとb-mobile SIM
そこで、出てくるのがWiMAXの年間パスポートや、b-mobileのSIMです。さらに、3G回線を利用した携帯型WiFiルーターを持ち歩くことも一つの解決策になりそうです。

WiMAXは高速ですが、都市部以外での利用には限界があります。b-mobileはDocomoの回線ですので田舎に行っても使えますがスピードに限界があります。それぞれのメリットがありますので、行動範囲や目的によってどちらが良いかは異なるかと思います。

WiMAXは、年間パスポートの契約ならば、月に3880円になります。2年の縛りがあっても良いならば申し込み方法によってはさらに低価格化も狙えるようです。一方、速度を300kbpsに抑えたb-mobileを利用すれば、月に2200円程度まで下がります。この価格は半年または年間のプリペイドになりますが、かなり低価格であることは確かです。私の場合、都市部以外でも利用する必要がありますので、速度は犠牲になりますがWiMAXよりもb-mobileとなります。

実際に300kbpsのスピード制限があるb-mobile回線を利用して、Xperiaでは、実際にGoogleナビなども利用可能ですし、Androidアプリのダウンロードや更新、さらには16Mbyteのファイルダウンロードもそれほどの待ち時間なしで行えていますので、私の用途では充分に実用的なスピードです。

NTTの「光ポータブル」でSIMロックフリーの携帯無線ルーターを借りる
その条件で低価格でベストな方法として考えられるのは、NTTの「光ポータブル」を契約してSIMロックフリーの携帯無線ルーター"BUFFALO ポータブルWiFiルーター Portable Wi-Fi DWR-PG"を借りることです。コストは月にたったの315円です。ただしNTTのBフレッツあるいはフレッツ光を使用していることが借りられる条件です。

これに6ヶ月単位で月に2200円程度でb-mobileのSIMを購入すれば常時接続が可能になります。この携帯ルーターにb-mobileのSIMを挿し、通常はb-mobileで運用、WiFiスポットが使えるところでは、Mobile PointのWiFi接続等との自動切換えでネットを利用する方法でしょう。

この製品はバッファローのOEM製品で、実売価格は25000円ですから買うより借りたほうが良いですね。バッテリーで連続6時間利用可能です。新幹線や駅等のNTTのMobile PointでWiFi接続が使えるところでは、Mobile Pointでの高速無線LANを利用し、それ以外ではb-mobileのSIMを挿しておいて300bpsの回線での接続を利用するように設定できます。小型のルーターを持ち歩くことになりますが、Mobile Pointの215円を加えても月間2750円で、常時接続が可能になります。加えてPCからも常時接続を利用できるメリットがあります。

ソフトバンクも割引を考慮すると安いが
上記の方法と比較対象になるのが、ソフトバンクを上限まで利用するのとどちらが便利かです。ソフトバンクも色々な割引があり、それらの割引を考慮すると上記とあまり変わらないコストになります。ただ、ソフトバンクも田舎に行くと繋がらなくなる場合があります。ソフトバンクの回線が不十分な地域で利用するなら確実にb-mobileとNTT光ポータブルとの組み合わせがベストでしょう。

私の条件ではb-mobileの契約と光ポータブルとMobile pointを合わせて使う
私の場合田舎でも使えることが必須でしたので、b-mobileの契約と光ポータブルとMobile pointを合わせて使うのがベストな選択でした。光ポータブルとMobile pointはいつでも解約できる何も縛りがない契約ですので気が楽です。

日本通信 bモバイルSIM U300 1年(375日)使い放題パッケージ BM-U300-12MS

日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS

本格的に使うならWiFiスポットで利用、b-mobile SIMによる常時接続はいつでもどこでも使えるネットとして、メールのチェック、地図を見る、ナビ、情報検索、Web閲覧、ちょっとしたファイルのダウンロード等の日常の用途に使うと言う意味では必要十分です。私の用途ではb-mobileのSIM、2200円/月とモバイルルータの借り賃315円/月で充分でした。

Docomoも割引き、でもまだまだ手が届かない価格
ちなみに、同じルーターはDocomoからもSIMロック版が「ポータブルWi-Fi」として販売されており、2年間の縛りありですが、『定額データプラン』月間5985円まで値下げされており、この価格で高速常時接続が利用できます。今ならさらに割引で最初の1年間だけは4410円になるそうです。2年縛りで2年目からは約6000円ですのでデータ通信単体としてはまだまだ高いですね。

注意:Mobile PointはWiFiサービスですが接続プロトコルが特別であり、現状ではiPhoneやAndroidからは直接説即できず、光ポータブルのルーターを介して接続するしかありません。新幹線等で直接WiFiを利用するならYahoo BB mobilepointを契約してください。

iPhoneのホームボタンの設計思想

iPhoneについてはユーザーインターフェイスとしての個々の機能が優れているとい意味で見事なデザインとしか言いようがない。Androidと比較した場合のソフトではない部分で個々のパーツ、設計が優れているということです。それが、全体の使いやすさに影響を与えている。その一つとしてホームボタンの設計に今更ながらに驚かされている。

凹んだホームボタン。何の意味があって凹ませたのかと思っていたのだが、色々使ってみるとこの凹んだホームボタンが非常に優れた設計であることに改めて気づかされます。

Apple  iPhone  4  16GB


Xperiaをポケットに入れておいて意図しない操作が行われているのです。電話がかかっていたりソフトの設定画面が開いていたり、開いたこともないアプリが起動していたり。どういう理由でそのようなことが起こっているのかわかりませんが、以外に高い頻度で起こっています。私がスリープになっていない状態で、捜査後直ぐにポケットに入れてしまっているのかも知れません。あるいは、画面スリープ(ロック)を停止しているアプリを使ったまま、ポケットに入れてしまっているのかも知れません。ホームボタンとスライドロックの解除がポケットの中で起こると言うことはあまり考えにくいので。

Androidには少なくともホーム、戻る、メニューの3つのボタンがあります。そのボタンのどれかが間単に押されてしまうのです。戻るボタンは一番影響が少ないかもしれませんが、ホームとメニューボタンは押されると何が起こるか予想できません。これらに割り当てられた凸型のボタンはいとも簡単に押されてしまうのです。なぜかこれが安心できるほど堅牢ではないようです。

そして、この戻る操作やアプリケーション内のメニュー操作に、下部のボタン類が用いられることです片手だけでできないとは言いませんが、片手だけではかなり操作しにくいのです。なぜ、戻るという操作や、メニューの選択に下部のキイが割り当てられているかということ、そのキイが各社各様で、必ずしも操作しやすくなかったり、勝手にキイが押されてしまうという欠点はどうしょうもないのです。

iPhoneの場合、たった一つのホームボタンがあるだけです。位置としては操作がしにくい位置ですが、iPhoneにおいてはオンオフやアプリの切り替えなど、ホームボタンの役割は限定的です。通常の操作には全てタッチスクリーンが用いられます。そして、この凹んだ形が非常に使いやすいのです。また、大きさも適当で指がびったりとフィットするだけでなく、感触だけで位置を探すことにも苦労しません。

iPhoneの凹んだホームボタン一つの設計思想に改めて敬意を表する次第です。


2010年12月26日日曜日

iPhoneとAndroidでテレビ電話

テレビ電話を使おうと思ったのですがSkypeはiPhoneとAndroid版のSkypeはテレビ電話に対応していないようです。そこで、iPhoneとAndroid版の電話でテレビ電話に対応しているものを探してみました。

使えそうなものとしてTnagoやFringがiPhoneとAndroid版のアプリを提供しておりました。そこで、以前Android版Skypeが使えるようになる前に無料の音声電話として利用したことのあるFringを利用してみました。これが結構使えます。

FringはSkypeとほぼ同じ機能を持っています。無料のIP電話機能のほかに、チャットやメッセージ送信、さらに有料ですが一般電話への通話機能があります。さらにテレビ電話機能もあります。Skypeにあって、Fringにない機能としては、一般電話番号が提供されるサービスだけかもしれません。

Fring


インストールと設定
iPhoneとAndroidのどちらもインストールして実行すると新規の場合にはID登録を要求されます。IDとパスワードの登録、その後にニックネーム、電話番号、メールアドレスが要求されます。実際にはニックネーム、電話番号、メールアドレスは入れなくても問題なく使えます。ただし、IDに関しては、最初の文字だけはアルファベットでなければなりません。

注意すべき設定項目
これだけで無料IP電話と同時に、チャット、テレビ電話機能が使えます。気をつけなくてはならないのが、Address Bookの機能で、Show Phone Contacts(友達リストに電話帳のデータを表示する)とFind Phone Contacts(電話帳のコンタクトリストを既存のFringのユーザーリストと照合する)という機能です。デフォルトでチェックが入っていますが、二つ目のFind Phone Contactsは、自分の電話帳データがFringの登録データと照合するということですので、電話帳データをFringがアップロードしてFringユーザーの電話帳と照合することを意味します。少なくともこのチェックは外したほうが良いと思います。

お友達リストの登録
次にすることは、電話相手を登録することです。Add Friendsで検索画面が出ますので、User-IDを入力してAddボタンを押して目的の相手を友達リストに登録します。

IDが正しく、相手のFringが立ち上がっていればお友達リストに表示されます。あとは、そのお友達を選択して、電話、テレビ電話、チャットの3つの選択肢からやるべきことを選択するだけです。

重要事項(やって置くべき設定)

Android場合メニューの「その他/Settings」で以下の3つの作業をすることを推奨します。iPhoneでは設定のFringのメニューから設定しますが、デフォルトで以下の設定になっているようです。iPhoneでもプッシュ通信を受けられるように設定ができますので、アプリを立ち上げていなくてもお知らせが出るのも便利です。
  • Phone Contractsのチェックを外す:電話帳データがお友達リストに表示されます。沢山の連絡先が表示されるため面倒です。FringOutを電話として使うなら便利ですが、インターネット電話としてのみ使うなら必要なFring IDのみが表示されたほうが便利です。
  • Offline Buddiesにチェックを入れる:これは、お友達がFringを立ち上げていなくてもお友達リストに表示させる機能です。iPhoneでは特にアプリがバックグラウンドで動いてくれませんので相手がオンラインで泣ければ表示されないと非常に不便です。
  • Enable video Callsをチェックする:テレビ電話をするには必須です。

テレビ電話の結果
WiFi環境でテレビ電話で通話した限りは、音声は通話に十分な品質でした。残念な点は、iPhoneの映像はXperiaの画面一杯に表示されましたが、Xperia側のビデオ映像はiPhoneに表示されませんでした。Xperia側にはメインカメラの映像が左下に小さく表示されてはいるのですが、iPhone側には送られていないようです。送りたい情報は自分の顔だけではないので、フロントカメラでなくても映像が送られるようになると良いのですが・・・。

残念ながら、フロントカメラのないXperiaだったために、iPhoneとXperiaで双方向のテレビ電話は実現していませんが、片方だけでも映像が表示されての通話は可能になりました。WiFiあるいは3Gの環境があれば、無料でテレビ電話ができます。映像については、早い動きにはついてきませんが、一応顔を見せて話すという目的には十分使えます。

顔を見ながら話すならヘッドセットが必要
ただし、テレビ電話を使うなら、マイクから離れて通話する環境は必要です。付属のマイクつきヘッドフォンあるいは、BlueToothヘッドセット等を利用するべきです。そうしないと、相手には耳の映像だけが送られるということになります。

異なった機種の携帯でテレビ電話ができるようになったことを素直に喜ぶべきでしょう。

2010年12月22日水曜日

通話用端末としてのXperiaの課題

携帯電話として通話用にもXperiaを使い始めて数週間が経ちましたが、電話として使うにはまだまだ課題がありそうというのが現在の評価です。今は通常の携帯を通話用に利用することも考慮しており、また2台形持ちに戻る可能性もあります。

音声が悪い

  • 音がこもりエコーがあるような状況になることがあり困っています。また時にはノイズが乗ることもあります。そんな場合には通話相手が自分の電波状態が悪いものと勘違いし、「かけ直します」と言われることが多い。電波の強いところからかけ直しても直らなければこちらの環境が悪い分かってしまいます。「電話を換えたんですか?」と変な皮肉を言われたりしますが、どちらにしても通話相手には失礼になります。

スライドロックの直下に電話を切るボタンがある

  • Xperiaはスライドロックを解除しないと電話に出られません。ところがスライドロックと重なってに電話を切るボタンがあるため、電話を受けるための解除操作と同時に電話を切ってしまったということが何度も発生しています。さらに悪いのは、解除した後でスライドロックのアニメーションが左端に戻るため、解除されなかったと思い、再度ロック解除しようとしてタッチした瞬間、電話を切るボタンに切り替わるのです。そのタッチで電話を切ってしまったことが何度もあり、悔しい思いをしながら電話が切れるのを恨めしく眺めました。急いでかけ直しますが、これも相手に失礼なことです。

音量ボタン

  • ポケットの中でも音量ボタンが簡単に押されてしまうことで、着信音の音量がゼロになり、着信に気づかないことがあります。これについては過去にも書きましたが、重要な電話を逃すことになります。

以上の三点が通話用にXperiaを利用する上での主な課題です。かなり重要な問題ばかりで、ある意味落第生のような評価になりました。通話用としても快適にXperiaが使えるためにも、今後の課題として対応されることを望みたいと思います。音量ボタンの軽さ以外はソフト上の修正でも対策はできるでしょうし、音量ボタンもソフトでロックをかける等の対策はあるでしょうから、是非とも早急な対策を望みたいところです。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年12月16日木曜日

Android2.3の文字選択機能



Androidを利用していていまひとつ歯がゆい部分は文字選択でしょう。

文字入力は良いのですが、挿入や置換などの編集作業が入った瞬間、とても困るのです。なかなか思い通りの位置にカーソルが持っていけません。コピー、削除や置換の範囲選択が重いどおりにできない。皆さんも同じ経験をしていると思います。短い文書しか入力しないといっても、書き始めると結構書き込んでしまうものです。現状ではとても不便です。

このユーザーインターフェイスはiPhoneと比べ大きく劣るところです。iPhoneでは文字列をタップするとカーソルのガイドが現れ、カーソル位置が明確に表示されます。何の問題もなく思い通りの位置にカーソルを持っていくことができ、範囲選択も実に簡単にできます。

先日発表されましたが、Andorid2.3ではiPhoneと同様な文字選択、カーソル機能が追加されるようです。Android2.2でもこの機能をapkファイルをダウンロードして追加することができるようですが、それ以下のOSでは使えないようです。現在2.1のXperiaはちょっと悲しいですね。Android 2.2へのOSのアップデートをしばらく待たなくてはいけません。
写真はAndroid developpersから

どこかで、カーソル機能のプラグインのようなものを出してくれないでしょうか。

2010年12月15日水曜日

Xperiaの保護カバー

Xperiaのカバーを2種類使っています。もちろん、ボリュームボタンが押されないようにする目的もあります。一つは、スマートな裏面のみのラバーコーティングシェルジャケット、もう一つは皮のカバーです。

保護機能と操作性
どちらのケースも取り付け方法が工夫されており液晶画面のタッチには影響しません。その反面、落としたときには、カバーがはずれる可能性があるため、落下保護の目的では厳しさはあります。落下保護までを考えると、シリコンカバーや皮のジャケットタイプになりますが、タッチパネル面の周りに1mm前後の段差ができ、タッチパネル周辺の操作に支障がでるという欠点があります。見えれば良いと言うのではなく、ほんの僅かな段差もタッチパネルの操作には邪魔になるのです。その意味ではタッチパネルの周辺5mmは操作上貴重な余白なのです。この2種類はそのような問題はありません。

走りながら胸ポケットから道路に落下
ラバーコーティングシェルジャケットを装着したXperiaをポケットに入れ、走りながらの落下を経験しています。落下と同時に道路のアスファルト面に上角をぶつけ、見事にシェルジャケットは外れ、裏蓋も外れて飛び、その上電池までも外れてしまいました。しかし、Xperia自体は頑丈で、落下した角に少し傷がつきましたが、タッチパネル面には全く影響がありませんでした。そのまま組上げて使うのに問題はありませんでした。もちろん、タッチパネルの保護シートは付けていました。ただ、雨だったりした場合には裏蓋が取れたのは厳しい事かも知れません。いずれにしても落下が気になる方はネックストラップ等で落ちない対策をするべきでしょう。

以上の経験から、Xperiaの液晶部分は設計上うまく保護されており、落下等に対しては相応の強度があると判断しています。その意味で、タッチパネルの操作性を犠牲にしてまで、落下保護のために表面に段差を作るようなカバーを取り付ける必要はないと判断しています。

質感と装着感
革製品は質感が良く高級感がでます。また、落下の経験からも落としたときにも安心感があるのは皮のほうです。一方、ラバーコーティングシェルジャケットは比較的厚さが気にならず、ゴムのコーティングが持ったときの安心感を与えます。

薄いのが好きなため、Xperiaが厚みを帯びるのは若干気になりますが、音量ボタン保護の対策として状況に応じて2つを交換しながら利用することにしました。



スマートフォン拡大と魅力的な世界市場

拡大する携帯市場と伸び率の大きいスマートフォン
iPhoneやAndroidは世界規模の非常に大きなプラットフォームです。世界中で幅広く使われるソフトの開発が最も大きなリターンを得る機会を提供することになります。日本の携帯市場の一部とかいうレベルではなく、市場規模が全く異なるのです。

世界の携帯市場
日本人が全員使っても、1億台ですが、世界の携帯契約数は2009年末で46億契約ということです。矢野経済研究所の調査によると、世界の携帯市場は毎年世界で10億台以上が販売されています。このデータと世界の契約数から考えると、携帯の20%相当が買換え等で購入されていることになります。携帯市場の10%がスマートフォン(iPhoneやAndroid)になったとしても、5億台に達する規模なのです。

競争激化とサービスの向上
売れるソフトを作れば、その5億台のスマートフォン市場にアクセスできることになります。魅力的な市場ですし投資が多い反面、競争も激しくなるでしょう。良いソフトができる筈です。大きな市場が魅力的であるため、企業は戦略的にも大胆な行動を取れります。通信キャリアのネットワークが使われるのか、Wifiがもっと浸透するのかは別として、SIMなしでの起動が当然になり、さらにSIMロックフリーまで行くのも時間の問題でしょう。スマートフォンの将来は携帯キャリアとも必ずしも結びつかないのです。

競争領域
スマートフォンの大きな競争領域は3つあります。そのどの分野でも魅力が一杯なのです。
  • 携帯端末(ハード)の競争
  • キャリアの競争
  • アプリケーションソフトの競争
端末市場も世界市場という魅力的なものです。キャリアにとってもデータ通信量の増大は大きなチャンスです。インターネット市場は、固定回線から無線通信が主流になるのは時間の問題です。キャリアにとっては、インターネット接続の主戦場を無線通信市場に変更しての”定額ネット接続サービス”が主な戦場になるでしょう。そして、その膨大な数の携帯端末上で動作するアプリケーション市場はさらに大きな市場となるでしょう。私がiPhoneとXperiaを購入してからアプリケーションソフトに使ったお金は半年で一万円程度です。これからもそれほど大きくは増えないでしょうが、良いソフトがあれば多くの人が購入します。ちなみに、この一年はPC用のソフトには一円も使っていません。

日本はどの領域で競争するのでしょう?
国内のキャリア間の競争はあります。アプリケーションソフトの提供もあります。アプリ市場は非常に美味しいのですが、実際にはプラットフォームを提供しているAppleとGoogleに押さえられています。ハードウェア市場はあるでしょうが、国内の市場しか考えられない感覚では世界市場で競争するためのコスト競争は不可能です。最初からグローバル競争に打って出る価格設定やコスト計算が必須で、AndroidではWindows PCが辿った道と同じ、薄利多売の覚悟が必要です。そうすると、可能性が大きいのはアプリケーション市場です。

スマートフォン創世記?
日本でも、AppleやGoogleのような企業が出ないとは思えません。チャレンジすれば魅力的な市場で大きく伸びるチャンスはあるのです。パソコンが出始めたときに可能性に飛びついたのは、現在のマイクロソフトやAppleの創業者です。スマートフォン市場は、まだまだ若く、私にはパソコン創世記から少し発展した程度の段階のように感じられます。

購入後の満足度が上昇するスマートフォン

iPhoneとXperiaの満足度が徐々に上がっている。特に、最初は不満が多かったXperiaですが、その満足度が時間とともにかなり上昇しています。

その理由は幾つかありますが大きなところは以下です。

  1. ソニーエリクソンがAndroid2.2へのアップデートを発表した
  2. Android2.1アップデートが行われ、アップデートに際してSMIなしでの起動をサポートしている
  3. Androidのソフトが日々充実してきている
  4. バッテリーは使い方によって十分もつこと
ユーザーにとって、携帯が買い切りでなく、ソフトが成長していき、それをメーカーがサポートする姿勢が非常に重要です。これまでの携帯は、買ったらそれっきり、機能は全く追加されない世界でした。それが、iPhoneとAndroidのスマートフォンで劇的に変わったことだと思います。

基本機能がしっかりしたスマートフォンを買えば、2年以上は安心して最新のOSとソフトを使える時代が来たのです。ソフトさえ入れ替えれば成長していく携帯電話、そして増してゆく利便性という条件があるために、満足度が購入後に上昇するということが起きるのでしょう。新しい機種にあまり魅力を感じません。そのかわりに、新しいOSのリリースに魅力を感じるのです。

当然のことながら、携帯メーカーのビジネスモデルも変化するでしょう。ハードウェアはコモディティー化し、携帯市場の投資はハードウェア開発や関連のソフト開発投資から、もっと有効な市場に向けたアプリケーションの開発へと変化するでしょう。


2010年12月14日火曜日

簡単なスタイラスペンの作り方

簡単なスマートフォン用のタイラスペンの作り方です。普段使っている金属製のペンキャップやボールペンの反対側がスマートフォンのスタイラスペンとして活用でき、iPhone、iPadやXperia等用の静電式タッチパネルで使えます。

恐らくこれが最も簡単で見た目も良い手作りの方法だと思います。これで、専用のスタイラスペンを別に持ち歩かなくても、普段使っているペンがそのままスタイラスペンになります。

写真
自作スタイラスペンの例 (導電性スポンジを瞬間接着剤で貼っただけです)

用意するもの

  • 金属製の筆記具 (手と金属で接触するならどんなものでもOKです)
  • 導電性スポンジ (Amazon.co.jp等で抵抗の低いものをお買い求めください)
  • 瞬間接着剤 (液状のものなら利用可)


作り方

  • 小さく切った導電性スポンジを瞬間接着剤で金属のペンに貼り付けます。写真では黒い部分が導電性スポンジです。


推奨事項

  • 接触面を30°程度傾けると使いやすい。(スポンジを斜めに切るか、貼る面を斜めにする)
  • キャップ側につけた場合が比較的使いやすい。(意外ですがノックのクッションはタッチの邪魔になります)
  • 接触面の直径は3mm必要です。実際には4mmから5mmを推奨。長方形や楕円も意外に使いやすい。


注意事項

  • スポンジのカットに凝ると時間がかかります。あくまでツールですので、あまり凝らないよう。貼ってからカット成型でも十分です。
  • ノック式のボールペンのノック側に付けた場合、バネが柔らかすぎるとタッチが認識されにくくなります。
  • 導電スポンジを貼った直後に押し付け、金属とスポンジを電気的に接触させてください。



Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年12月10日金曜日

情報収集ツールAll In One

各国の新聞に目を通すというのは難しいことです。でも、インターネットなら色々な国の新聞も比較的簡単に読めます。スマートフォンには、各新聞社がニュースアプリを出しており、それでTimes、BBCニュース、NewYork Timeswぽ読むこともできます。

しかし、簡単に各国のニュースを読むことができるキラーアプリがありました。Andoridで出されているAll In Oneです。これは、色々なジャンルの検索を行えるツールですが、ここで特に便利な機能は、簡単に変えられる国指定です。常時見るような国はお好みに登録できます。もちろんですが、その国の言葉で表示されます。

 All In One

国指定を選択しておき、そのニュース也を表示させると、Yahoo Newsの各国版のような状況になります。国を選択しなおせば、またその国のニュースが一覧に表れますので、非常に簡単に各国でどのような記事が主なニュースとして報道されているかが簡単に分かります。

また、検索では、News、Blogs、Imagis、Videos、Web、Twitter,Market、Wikipedia、Books、Patents等、色々なカテゴリーでの検索情報を取り出すことができます。

色々とある情報収集ツールですが、All in Oneはとても役立つツールのひとつでしょう。もちろん無料ソフトです。

使い方は簡単ですのでここでは紹介しません。参考は上記リンクのビデオを見て頂くのがよいと思います。

iPhoneとAndroidからのブログ投稿

手間をかけずにiPhoneとAndroidからのブログ投稿をすることが結構簡単にできますが、写真投稿にはまだ少し課題があるようです。

iPhoneでは、BlogSpaceを利用、Android(Xperia)では、Blogger-droidを利用して投稿してみました。どちらも、比較的簡単にドラフトの作成、投稿、さらには過去の投稿の修正やプレビューができます。

しかし、写真の投稿に関しては、BlogSpaceでは縦横のサイズがおかしなことになってしまいました。なぜか、オリジナル写真に関係なく縦横設定の値に変更されてしまうのです。毎回設定を変えるのは非常に面倒ですので、横のサイズを設定すれば盾は同じ比率で縮小されるような写真サイズに合わせたモードが欲しいところです。一方、Bloggerでは、縦横比率は保持されたのですが、盾方向の写真が横方向に掲載されてしまいました。

また、もう一つの課題としてはラベルが一覧ででないことで、新たに入力をしなければなりません。簡単なことですが、モバイルの状況であるからこそ操作は少なくしたいのです。選択肢が出てくれると助かります。

iPhoneやAndrodから投稿することのメリットは写真をダイレクトに使えることです。スマートフォンでの写真は飛躍的に利用価値が増大しています。一眼デジタルの出番が少なくなっているだけでなく
、コンパクトカメラは完全に出番がなくなっています。特にiPhoneのHDR写真は、一眼デジタルも真似できない諧調豊かな写真が撮れます。

手間を省いて写真をブログへ送る手段として本当に重宝するでしょう。


BlogSpace BlogSpace  Blogger-droid



2010年12月9日木曜日

iPhoneからのBlog投稿ツール

ブログをスマートフォンからブログを投稿するツールとして何が良いのか。投稿先にもよるが、Googleを使っている関係でiPhoneではBlogSpaceにしました。iPhoneでGoogleのBloggerを使うなら、無料で使えることもあり、絶対にお勧めのアプリです。

BlogSpace BlogSpace

過去の投稿も編集でき、新規の投稿も比較的楽です。さらに写真や動画の添付もPicasaとの連携があり簡単でした。AndroidのBloggerよりも安定で使いやすいようです。

評価は◎です。

2010年12月8日水曜日

メールをパソコンで見なくなった

スマートフォンを使うようになってから、メールをパソコンで読むことが少なくなりました。パソコンではメールの返事は書きますが、メールを読むのは主にスマートフォンという棲み分けが起きています。

スマートフォンで隙間時間にメールをざっと読みますが、そこでメールの振り分けができます。そして、PCに向かうときにはメールに時間を取られることなく、必要なメールに対応が出来るのです。多くの場合、既に頭に入っている内容とその対応がいつの間にか出来ており、PCに向かったときには既に必要なメールに返事をする準備ができてます。このスマートフォンで読んでからPCで返事をするまでの無意識に考えている時間が非常に有効に機能しているのです。

そして何よりも、殆どのメールサーバーがIMAP対応であり、何で読んでも、同期して既読の処理をしてくれることです。

PCに向かったときに、メールに時間を取られなくなったというところで、スマートフォンの効果は非常に大きいと思います。どうしても、PCに向かうとメールをチェックして、メールの対応で時間が過ぎてしまい、本当の仕事があとにまわされてしまう傾向がありました。机に向かったときの効率改善効果意外に大きいことが分かりました。

Xperia音量ボタンの課題

Xperaのボリュームボタンは簡単に押されてしまいます。ポケットに入れておいて、気がついたら音量がゼロになっていて、着信音がしなくなっていたということが、何度も繰り返されています。

このために重要な電話に出られないとなると、これは深刻な問題です。iPhoneでも同じような位置にボリュームボタンがあります。しかし、簡単には押せないほどの力が必要で、いつの間にか押されているということはありません。しかし、Xperiaのボタンは非常にソフトタッチで、触ると押されてしまうのです。それも、Xperiaを握るとちょくちょくここに指が当たるのです。また、人に画面を見せようとすると、手渡すとき必ずと言っていいほどボリューム部分を握られ、音量の表示が出てしまいます。

現状直ぐに出来る対策としてはこのボタンが勝手に押されないようなケースを利用する方法があります。多くのケースが、この部分の周りをカバーするので、突起を相対的に小さくする効果があります。ですが、Xperiaのデザインはケースなしで引き立つので残念です。真っ白のXperiaをそのまま使うのが気に入っていたのです。裏蓋も低価格で交換できるため、ケースなしで利用して、裏蓋が傷ついたら裏蓋を交換するという方法がベストだったのですが。

spモードを使って分かったMopera UとIMoNiの快適さ

spモードは驚きの連続で悪夢でした。改めてMopera UとIMONIの快適さを痛感しました。新しくDocomoでAndroid端末を契約する方、機種変更する方は決してspモードの契約をするべきではありません。迷わずMoperaのほうを選びましょう。

モペラUとimode.netの契約でIMoNiをメーラーとして使えば、imodeメールが普通のメールのように使えるのです。
IMoNi

また、imode.netは月に200円ですが、十分にその価値はあります。これで海外でもWifi環境があればiモードメールも問題なく読めるのです。ローミングの高いパケット利用も必要ないのです。いざとなれば携帯なしでPCからもiモードメールが読めます。

方法は簡単です。Android系スマートフォンの契約をしたら、ネット接続には、Mopera Uを選択しましょう。iモード契約は維持してください。そして、同時にimode.netを契約すれば終わりです。IMONIをアンドロイドマーケットからインストールして、Docomo IDとパスワードの登録をするだけです。これで、快適にAndroidから、iモードメールの送信と受信が行えます。住所禄からも、メーラーとしてIMONIが選択できますので、間単にimode にメールが出せるのです。

Docomo IDとパスワードが分かりにくいと思いますが、My DocomoへログインするためのIDとパスワードです。通常は、Docomo IDは携帯の電話番号だと思います。

spモードは4月まで無料です。でも重要なことは、あなたの時間を無駄に使いますので大きなマイナス以外の何者でもないのです。iモードと最も親和性が良いのは、spモードではなく、Mopera U、imode.net、IMoNiの組み合わせです。(Docomoのspモードの宣伝にごまかされないようにしてください。).netの月に200円がspモードより高くなると考える方も居られるでしょう。しかし、月に200円の出費を節約して、時間を無駄にしては何の意味もありません。

しかし、どうしてDocomoはこういう商品しか開発できないのでしょう。(疑問詞ですが疑問とは思っていません、悔しかったら、まともな商品を開発してみなさいという願いを込めての疑問です。)

ドコモがまともになったらキャリアとしてダントツの会社になり、SoftBankもAUも困ることになるでしょう。この体たらくがキャリアとしてのバランス上では良いのかもしれません。

2010年12月6日月曜日

spモードが使えない3つの理由

spモードの契約をしたが、残念なことにとても使える代物ではない。批判はしたくないのだが、ユーザーの利便性より、相変わらず会社の利益を先行して作られた顧客を馬鹿にしたサービスです。

全く使えないので、moperaUに早々に戻すことにしたが、なぜspモードが使えないかメモしておくことにします。

  • メールは必ず3Gのパケット通信を介さなくては見られない。
  • WiFiがONではメールが取得できない。
  • iモードのメールとspモードのメールは別で共用できない。
メールは必ず3Gのパケット通信を介さなくては見られない
本当に不合理極まりない。海外に行ったら、高いお金を払ってローミングをしなければメールも見られないという糞のようなシステムです。次のWiFiがONではメールも見られないこととあわせて、絶対的な不合理を顧客に強いているシステムで、よくもここまで不便なシステムにしたものです。

WiFiがOnだとメールが取得できない
これも、おふざけレベルのシステムであり、顧客にあえて不便を強いているとしか思えません。WiFiは常にOnで利用している者にとって、わざわざWiFiをOffにするなど不便極まりないことです。別に、Docomoのメールはそれほど便利で重要なものではないですが、過去の資産を引きずっている以上、見ないわけには行かないという理由だけです。これは、これまでDocomoを使い続けてきた顧客への嫌がらせとしか思えないサービスです。新規でDocomoのスマートフォンを使うようになった顧客にはiモードメールなど見る必要もないのですから。

iモードのメールとspモードのメールは別で共用できない
spモード契約時に、iモード契約を維持すれば、spモードのメールとして、新規に@docomo.ne.jpのメールが割り当てられます。そしてこれがiモードメールと入れ替えられるということですが、入れ替えれば,携帯には新しいアドレスが割り当てられます。
一方で、spモードが使いにくいため、古い電話機に刺して使ったiモードメールのように便利ではないため、結局はiモードメールは古い携帯で使うのが一番であるということです。さらに、spモードに切り替えられるとはいっても、実際にはiモードメールは携帯側で見ることができない。まして、切り替えはスマートフォン側で、SGパケット通信モードでしかできないのです。結局、iモードメールを読むためにspモード契約をしたものにとっては何のメリットもないということです。
さらに最悪なのが、メールの履歴がスマートフォントと携帯にばらばらに存在するようになるということです。

最後に
結局、spモードって何なのでしょう。一時はメールソフトが使いにくいと話題になってしまったために、システムとしての本質的な使いにくさに関する論点がぼけてしまったのではないでしょうか。これも戦略だったのかもしれないと疑ってしまいます。spモードは、メールソフト以上に、システムそのものが使いにくいように出来ているのです。また、iモードメールを使わない方にとっても、spモードは特に何もメリットはなく、ネットにつなぐだけならモペラの方が便利です。

以上、私はspモードを使ってみるという無駄なことをしてしまったので、皆さんはspモードで無駄な時間を使わないようにしてください。


2010年11月30日火曜日

iOS4.2の多彩な機能の紹介:オーバービュービデオ紹介

以下のビデオでは、iOS4.2の多彩な機能紹介がされています。色々な部分で改良がされていることを知りました。ビデオを見てもらえれば分かりますが、その詳細は以下の点です。

    1. Safariの検索機能(各ページでもワードのハイライト)
    2. 補助メニューへのプリントメニュー追加
    3. YouTubeの評価追加
    4. コンタクトへの新規着信音提供
    5. 標準ボイスレコーダーの録音画面が変化
    6. AirPrint機能
    7. AirPlayの機能と使い方(Apple TVがあるときだけ現れる YouTubeも対応)
    これらのうち、1と4は日本語環境では提供されていないようですので、英語と日本語環境で機能が少し異なるようです。


    2010年11月29日月曜日

    AirPlay:Apple TVが欲しくなるビデオ

    AirPlayの機能は素晴らしいようです。以下のビデオの説明を見ると、誰もがApple TVが欲しくなるのでは。たった8800円の小箱でテレビの機能を変えてしまうとは恐れ入りました。

    Apple TVは単なるコンテンツ販売ではなく、無線でテレビとiPhone, iPadがつながり、TVをそれらの出力装置に変えてしまうのです。普通のTVがネットにつながり、不要情報を垂れ流すためだけの無益な装置でなくなり、立派な情報出力端末として機能するようになるということです。

    MobileMeをAndroidから利用する

    MobileMeの無料アカウントを作って、iPhoneの位置情報やメッセージ、さらにはロック、データ削除がリモートで行えるようになりました(MobileMeを利用してみた)。しかし、携帯をなくしたような場合、気がついた時点、つまり出先でそれらの処理をしたいものです。そのため、Xperiaから位置確認ができないものかと、AndroidからMobileMeへのログインを確認してみましたが、意外にも苦戦、SkyFireを使うことでやっとログインできました。iPhoneを無くしたときに、iPhoneからでないとアクセスできないのでは意味がありませんから。緊急時に家に帰ってからPCでアクセスという状況ではないでしょう。Appleさんには、友達の携帯を借りてでもMobileMeにアクセスできるようにしていただけるとありがたい。
    XperiaでMobileMeにアクセス

    Androidの標準ブラウザではMobileMeへログインできない!
    Androidの標準ブラウザではMobileMeへのログインができないことが判りました。www.me.comにアクセスすると、iPhone用のMobileMeソフトのダウンロードページへ案内されます。PCからアクセスすれば、ログイン画面が現れるはずですが、残念ながらブラウザを選別して表示を制限しているらしく、ログインページにアクセスできないようです。

    Dolphin Browserもだめ
    もう一つのブラウザ、Dolphin Browserでも同様の画面が出てきます。これも駄目です。

    SkyFireではログイン可能
    今、iPhoneではFlashのサイトも見られるというので非常にホットなSkyFireのAndroid版です。これなら原理的に可能ではと思ってアクセスしてみると、予想通りにログイン画面が表示されました。ID,パスワードを入れて、Submitボタンを押してもなかなか反応しません。ダメ?しかし、何度か押しているとログインができ、iPhoneの位置が表示されました。もちろん、メッセージの送信等も可能でした。これは完全に機能しています。(上記写真)

    現状ではPC環境に近いことができるブラウザは、SkyFireしかないということでしょう。このブラウザはSkyFireのサーバーでWebサイトの変換処理をしているはずですので、PCと認識あれるのは当然でしょう。本当はブラウザは少なくしたいのですが、これでSkyFireは外せなくなりました。SkyFireさんありがとう。

    SkyFire

    Appleへの要望
    本来は、緊急時の対応という意味では、Appleがもっと簡単にアクセスできる環境を整えるべきではないかと思います。iPhoneか、PCからでないとアクセスできないなら、本来の役目は果たせないのではないでしょうか。もともとのサービスの目的が、iPhone用のWebドライブiDiskだったりGalleryだたりと便利なサービスだからこの仕方なのですか?

    2010年11月28日日曜日

    XperiaにSkypeを入れた

    ネットにAndroid 2.1で使えるSkypeの情報が出ていたので、早々にインストールした。ストアにはないので、自己責任ですが、一応Skypeも使えるようになった。

    情報源は、Xperia Fanです。以下のリンクからダウンロード可能とのこと。

    http://www.xeudoxus.com/android/Skype1.apk

    上記リンクは以下に修正です。(追記)
    http://www.xeudoxus.com/android/Skype.apk

    パソコンでダウンロードし(Chromeでダウンロードしたためか、拡張子はapkのまま)、例によってDropBoxに入れて、ダブルクリックでインストール終了です。こういうところは、Androidの便利さです。もちろん、上のリンクからダイレクトにXperiaへダウンロードしても問題ないでしょう。

    あとは、自分のIDでログインするだけ。

    別に電話をするわけではないですが、Wifiで電話ができる、海外でもどこでもOKという安心感です。

    なぜかSkypeが入っているというのは必然のような気がして。
    もう単なる自己満足の世界ですね。

    追記:Skypeが入っていると、電話をかけようとしたとき、「どちらでかけますか?」と聞かれるようになります。電話をかけるのにアクションが増えるのは少し面倒かも知れませんので、この点はご注意ください。

    アプリアップデートの課題:ADW Launcherが2重にインストール

    AndroidマーケットでADW Launcherがアップデートされていたのでインストールを行うと、なぜかADW Launcherが2つインストールされてしまった。

    同じアプリで登録名が異なる問題
    同じアプリで登録名が異なるとこのような事態になるのですが、この問題はアプリのアップデートにとって根深い問題の発端です。アプリのアップデートルールに関して、大きな問題として投げかけたい。AndroidだけでなくiPhoneも含め、このようなアプリのアップデートの問題にスマートフォンはどう対応して行くのだろうか?

    禍根を残すアプリのアップデートとOSアップデート時期のズレ
    アプリの登録名称が変更になった場合、あるいは新旧のOS用に別の登録名の異なるアプリを提供した場合、古いアプリと新しいアプリとの設定の引継ぎの問題が大きな課題となっていくだろう。
    古いアプリはマーケットから消えても、ユーザーの端末には残る。この時にアプリのアップデート情報が行かないという状況が困るのだ。あるいは、OSのアップデートに対応した時に、新しいOS用に別の登録名でアプリを追加し、古いOSを使っているユーザーは切り替えなかった。しかし、そのユーザーも遅れて、OSのアップデートを行い、古いバージョンは新しいOSでも残ってしまう。そのまま、アップデートとは無縁となり、古いバージョンが不具合を起こす。

    多くの携帯電話ユーザーが大挙してスマートフォンのユーザーになる。この問題はよく注意しないと、AndroidやiPhoneのアプリアップデートでは多くの課題を残すだろう。

    今回の2つのADW Launcherへの対応
    今回の問題は個人的には困ったこと。特に、Homeアプリはアプリケーションリストに表示されないので、簡単に削除できない。そのまま使ってもいいのだが、気持ち悪いだけでなく、メモリーの問題もありやはり一方を削除することにしました。

    実際、この二つのバージョンは、表面上はADW Launcheだが、アプリケーションの登録名が異なっているようだ。そのために異なったアプリとして認識されている。

    どちらかを削除することになるが、一方はVersion 1.2、もう一方はVersion 1.3.1となっている。当然、新しいほうを残すのだが、新しい方には設定が引き継がれていない。

    恐らく、設定ファイルのバックアップは共通だろうと考え、Version 1.2の画面で、ADWの設定を開き、バックアップ/リストアを行うことにした。ADW設定のバックアップと、デスクトップ設定のバックアップの2つがあるので、どちらもバックアップした。

    その後、Version 1.3.1に移り、設定画面を開き、バックアップ/リストアに行き、ADW設定のリストアと、デスクトップ設定のリストアを行った。思ったとおり、Version 1.2の設定をVersion 1.3.1に移すことができました。

    ただし、ガジェットだけはそのままでは、表示されないので、新たに呼び出しました。これでめでたく、Version 1.2を削除できる環境が整ったことになりました。

    そして、Version 1.2の削除は、削除プログラムで感単に行えました。

    以前のXperiaのAndroid1.6のときのOSバージョンアップの時に、クリーンインストールを行うため、全プログラムを保存、保存したファイルからアプリのインストールをしたことが原因だろうと思っていましたが、実際にはプログラム名が変わっていたことが問題でした。

    Android 2.1の初期には対応されていたのだろうが、Xperiaのように遅れてAndroid 2.1になった機種にとっては、既に情報は過去のものとなっていたのでしょう。

    古いバージョンのPreHomeによるのXperiaのクラッシュではXperia自体が立ち上がらなくなり、セーフモードでの立ち上げが必要だったことを考えると。結構、深刻かつ根深い問題です。

    アプリ登録名の変更については開発者には特に注意して頂きたい問題です。

    2010年11月27日土曜日

    MobileMeを利用してみた

    iPhoneiのOSをアップデートし、iOS 4.2に変更して何もご利益がないのも納得がいかないので、MobileMeの無料アカウントを登録してみることにしました。はっきり言ってMobilemeの無料ID登録はかなり難しいことが分かりました。既に登録された方の情報をもとにやっと登録ができました。先人の情報提供に感謝です。



    無料Mobileme IDってどうやって登録するの?
    無料アカウントについては分からないいので、MobileMeを検索、どうしてもMac Storeの有料mobilemeのアカウントにたどり付いてします。一体どこでどうやって無料アカウントを登録するのか?とにかく分かりにくいの一語につきる。検索の末、良いインストラクションを見つけました。→ MobileMe無料アカウントで「iPhone/iPadを探す」設定をする

    登録失敗、なぜ?
    そこで、iPhoneから、早々に設定をしました。
    →「設定」/「メール/連絡先/カレンダー」/「アカウントを追加」/で、表示メニューから「Mobileme」をクリックします。

    ここまでは良かったのですが、×××思わず画面の一番下にあった、「無料のApple IDを作成」をクリック、IDの作成をしてしまいましたが、メールが届かず、確認ができません。何故???? ××× あえなく失敗でした。なぜ、新たなIDが作れないの?
    アップルの以下のサイトに無料ID作成のインストラクションがあるのですが、残念ながら初めての方が読んでも意味不明でしょう。Apple IDとは何かから説明がないと理解できません。必須なら必須と書く必要があるのですが・・・。
    MobileMe:無料の MobileMe アカウントのトラブルシューティング



    登録できた!
    そう、ここでは既にAppleに登録されているIDとパスワードを入れる必要があるようです。iTunes Storeで使っているApple IDとパスワードを利用するようです。そうすることで、簡単にMobilemeのアカウント登録と確認が済みました。

    あとは、先ほどの設定画面(「設定」/「メール/連絡先/カレンダー」/)に行って、先ほど作ったIDを確認します。見た目はメールアドレスですが「iPhoneを探す」という表示があります。これを開くと、レーダーマークのあるiPhoneを探すという項目があり、OFFになっていればONにします。

    無事にメッセージが送れました
    最後は動作確認のため、以下のMobileMeのサイトへ行き、IDとパスワードを入力します。自分のiPhoneの位置が地図上に表示されました。かなり正確です。

    http://www.me.com

    地図上のiPhoneをクリックスとできる操作が表示されます。機能としては、メッセージの送信、端末のロック、データの全クリア(恐ろしい)。

    3Gのデータ通信あるいはWifiのどちらかでネットにつながっていれば連絡、操作ができるようです。

    関連情報:Android端末からのiPhoneの位置情報を確認方法など。MobileMeをAndroidから利用する 

    追記:修正です。「無料のApple IDを作成」でも確認メールは届いていました。上記の方法でも登録できたようです。なぜか、iソフトバンクメールを登録に使ったのですが、不思議なことにメールの受け取りに非常に時間がかかっていたようです。自分から、送ったこのアドレスへのメールは直ぐに着いたのですが、不思議なことです。送信時間は登録直後になっていますが、ソフトバンクさん、翌日(それも5通も)手元に届くなんて、何が起きていたのでしょう?





    iPhone, Xperiaとのブックマーク共有

    ブックマークの共有はChromeを使っていれば、自分のIDでログインしていればどのPCで作業していても共有できます。しかし、AndroidとiPhoneではこのような自動でやってくれるような簡単な方法はありません。最近はWeb上にブックマークを作るサービス(別のブックマークをWeb上に作る)やブックマーク同期機能を持たせた、あるいはプラグインで持たせることができるブラウザも出てきていますが、Chromeと同期しないため面倒であったり、任意のブラウザで同期をとることはができない等の欠点があります。

    そこで、一番簡単な方法は、ChromeのブックマークをDropBocに保存してしまうことでしょう。そして、必要なブラウザ上で、そのChromeのブックマークファイルをブックマークするのです。こうする事によって、ChromeのブックマークはiPhoneまたはAndroidの好みのブラウザで同期させることができます。この方法は、Chromeで定期的に保存作業が必要になりますが、その作業は以下の手順で、10秒程度の作業でしょう。
    1. 右端のスパナマークのメニューから「ブックマークマネージャー」を開く
    2. 「管理」を選択、一番下の「ブックマークのエクスポート」を開き、DropBoxのフォルダーに名前をつけて保存(2回目からは毎回上書きする)
    次はiPhoneまたはAndroidでの作業です。
    1. iPhoneまたはAndroidでDropBocを開きBoolMarkをダブルクリックする
    2. ブラウザが立ち上がり、リストページになっているブックマークをそれぞれのブラウザでBookMark登録する
    3. 2回目からは、BookMarkを開けばクロームのブックマークがあります。ただし、Chromeのブックマークを変更したら、ドロップボックスを一度起動し、同期しておいてください。
    以上で、ブラウザのブックマークからChromeのブックマークを簡単に呼び出せます。

    シンプルですが、一番確実な方法だと思います。iPhoneトAndroidでは目的に応じて複数のブラウザを使っていますので、そのどれからもChromeのブックマークを共有できることになります。

    2010年11月26日金曜日

    Androidマーケットとアプリ管理

    Androidのアプリのインストールには、多くの人がAndroidマーケットを使っていると思います。

    しかし、一部にはアプリのバックアップ機能のついたアプリケーションがあり、バックアップから復元されたアプリケーションがAndroidマーケットのダウンロード記録から抜けてしまう場合があります。そして、アプリは入っているのに、Androidマーケットのダウンロード記録にないため、いつまでもアップデートされないということが起こります。

    以前、XperiaでPreHomeアプリがクラッシュ セーフモードのお世話になったのは、このような状態が原因でした。PreHomeはアンドロイドマーケットのダウンロード記録にないため、アプリのアップデートが行われてもその通知がなくなります。その結果として古いアプリがいつまでも残り、動作が不安定になっていたのです。それが、Homeに関わるアプリだったため、致命傷になったのです。特に、OSのバージョンアップが行われた場合に、新OSに対応していないアプリが残り、クラッシュなどが生じやすくなります。

    このようなことは色々な場合に起こりますが、特に問題なのが、アプリのバックアップ機能のついたアプリを介してアプリをインストールした場合です。可能ならば、アプリのインストールは全てAndroidマーケットを介してのみ行い、アプリのバックアップからのインストールは行わないことが安全です。もし、バックアップソフトを利用するにしても、そのことを知っていることが必要です。

    再セットアップなどで、全てをクリーンにしての再セットアップが一番危ないのです。バックアップからアプリを再インストールすると一括して元に戻せます。しかし、それらのアプリはAndroidマーケットの記録から消えてしまうのです。そうすると、先ほどのように、アプリケーションのアップデート通知がされないという悲しい結果になるのです。

    Androidマーケットがアプリのアップデートを管理している以上、ここマーケットアプリでの管理は必須です。AndroidもiPhoneも非常に頻繁にアップデートが行われますし、基本的に無料ですので、これまでのPCでのアプリ管理とは状況が全く異なることを念頭にいれて置く必要があります。

    アプリのバックアップと再現には、くれぐれもご注意下さい。

    iPhone はiOS4.2にバージョンアップ

    特に、iOS4.2の活用を考えていたわけではないですが、過去に記載した自動でスリープにならないという問題があったため、だめもとでOSをアップデートしました。

    アップデートは感単に済み、自動でスリープにならない問題は直りました。しかし、iOS4.2の機能に関しては、何が良くなったのかもわからない。

    実際に使ってみても、iOS4.1のときと違いその変化に気づかない内容です。色々と便利になっているようですが、今のところ、以下の状況です。

    • Apple TVがあるわけではないのでAirPlayは使えない。
    • AirPrint機能は手持ちのプリンターが対応していない。
    • マルチタスクが強化されたらしいが、ホームボタンダブルクリックは以前と同じ操作で、アプリを切り替えるとiPod以外の音楽プレーヤーは演奏が止まります。対応してないかららしいですが、全てが対応したら、リソースの分配が起きて、iPhoneは遅くて使えなくなるでしょうし。
    結局、どこが変わったか実感がないというのが本音です。

    とにかく、スリープの問題は解決しました。アップデートの苦労は報われたので、めでたしめでたしです。

    追記:Mobilemeの無料アカウントを作りました。これだけでも、iOS4.2へのアップデートの価値があるかもしれません。MobileMeを利用してみたを参照ください。

    Kindleを入れました

    Amazon.comで本を買う。日本からだと送料は無料ですが、海外から本を買うとなると状況は大きく異なります。本の値段よりも送料が高くつく場合もあるし、どっちにしても海外からの送料はばかにならない。こんな状況こそが電子ブックが得意な状況です。

    ということで、米国のAmazon.comサイトからの本の購入に際してAmazon Kindleをインストールしました。Amazonの場合、購入してもどの端末で読むかを確定しなければならない。iPhone、AndroidあるいはPCどの端末かを指定して本を購入するようになっています。このとき、KindlをインストールしたデバイスでAmazonにログインしたことがないと、Kindleのインストールを求められ、インストール後にAmazon.comへKindleからログインすることによって、初めて本の購入が可能となります。

    購入後にKindle上で同期をとると、画面に購入した本が現れ、めでたく読むことができるようになる。購入時に指定した機器で読むことに決めたら、別の端末では読むことはできないのかと思っていたら、そうでもない。PCにインストールしたKindleからは直接見えないが、Archived itemsを見ると買った本が表示されている。これをダブルクリックすると読むことができた。

    とりあえず、リアルタイムで本を購入し読むことができた。ちなみに、購入したのKindle版の御値段は、ハードコピーの半額でした。

    どの環境でも読むことができるというのは、電子ブックにとっては非常に重要なことです。そして、共通の環境で共有できるということは本当に便利です。

    日本でも電子ブックサービスがもっと普及してほしいと初めて思いました。特に出版部数の少ない本にとっては、印刷費用がない分安くなるはずです。

    電子出版専門の本屋さん頑張ってAmazonで売ってください。(Amazonでの出版においては、利益分配はどうなっていくのだろうか?)

    英語で楽しむニュース

    NewsSeeds Android用アプリです。

    VOA(Voice of America)のコンテンツを利用した英語学習用のソフトですが、英語のリッスニングに役立つだけでなく、内容も豊富で結構楽しめます。文字だけでなく音声も自動的にダウンロードされ、オフラインで聞くことができます。もちろん、全文の文字情報も提供されていますので、しっかり文字を追いながら聞くことも可能です。私は、アップロードしておいて、空き時間に聞いています。音声のスピードもゆっくりのため、集中しながらでなくても、ながらリッスニングでも内容が頭に入ってきます。内容も、時事、歴史、科学、農業など、幅広く扱われており、毎日3篇ほどが音声と共に提唱されています。
    音声の途中では、音楽も挿入されておりなかなか構成も考えられえています。

    その他に、文字の読み上げ機能もありますが、まあオマケですね。これで、無料ですから感謝すべきアプリです。聞いて楽しむだけでなく、英語の勉強にも大変お勧めです。

    iPhone用のアプリは数が多いのでここでは触れません。

    Xperia Android 2.1 でのトラブル

    XperiaをAndroid 2.1にアップデートしてから、殆ど問題は生じていないのですが、一点だけ問題が生じています。それは、アプリのアップデートです。

    アップデート機能は2.1になって、一括アップデートもできるようになり、とても便利になりました。しかし、一括アップデートをすると必ず途中で発生するのが、アップデートが終了しないという問題です。
    また、たまにAndroidマーケット自体が落ちることもあります。

    どうも、メモリーの残量が50Mbyteを切ると、ダウンロード途中でそのままになり、アップデートが終了しなくなるようですので、タスクマネージメントツールでメモリーを明けるためタスクを終了して、インストールを中止し、再度インストールをするという作業をやります。落ちた場合はステータスを確認する必要がありますが、落ちてもインストール自体は成功する場合もあります。

    メモリー管理も良くなっており、実行速度が遅くなると言うこともないのですが、何故かここだけ、メモリー容量で制限がかけられているようです。

    特に、複数のアプリを同時にアップデートする際には発生しやすいようです。

    今のところ余り大きな問題ではありませんが、インストールという作業が絡むため気にする方が多いのではないでしょうか。どちらにしても、落ちたり、ハングアップした状態になるのは印象が良くないですね。

    2010年11月25日木曜日

    いやし系サウンドアプリ

    癒し系サウンドアプリは結構使用頻度の高いアプリです。呼吸法を行うときだけでなく、何かをしながら聞くサウンドとして単調なメロディーを繰り返してくれる癒し系サウンドは集中するときには役立つのです。iPhoneでは非常に充実していますので、自分が気に入ったのを見つけて利用していました。しかし、Androidでは余りに使えるものが少ないと思っていましたが、今回Androidでも、これはと言うものを見つけました。

    iPhoneのお気に入り癒し系サウンドアプリ Relax Melodies
    Relax Melodies - (sleep & meditation & yoga & relaxation) helperiPhoneでの癒し系サウンドアプリはなんと言っても、Relax Melodiesです。有料版と無料版がありますが無料版でもまったく問題なく利用でき、サウンドのクオリティーが非常に高い。とにかく、それぞれのサウンドが美しく、癒しに最適な音源が多数収録されています。最近、アイコンを大幅に変更したため、見覚えのないアプリで使っていないと判断して間違って消してしまうという事件もありました。心を静めたいときやリラックスしたいとき、そして就寝前に聞いているもので、とても満足しているアプリです。これは★★★★★評価です。

    Andoridの癒し系サウンドアプリ Relax and Sleep

    Androidで同様なアプリがないかと色々と探したのですが、なかなかこれはと言うものに出会えませんでした。そして、やっと見つけたのが、Relax and Sleepでした。こちらは、沢山の音源が入っている点はRelax Melodiesと似ているのですが、ちょっと意外な音源も入っています。私には無理ですが、これらの音源を使いこなせたら面白いでしょう。5種類まで組み合わせて再生させ、それぞれの音量調整もできます。また、それらを組み合わせたパターンをお気に入りに4種類保存しておくことができます。さらに、Androidの強みは、マルチタスクのバックグランド処理です。アプリで音源を聞きながら、表で他のアプリが利用できることです。
    音源の種類とクオリティーでは、Relax Melodiesが100なら、Relax and Sleepは90点と言うところでしょうか。それでも、その他のAndroidの癒し系音源アプリを評価したら、30点以下ですので、Relax Melodiesと同様、とても無料とは思えない品質で、★★★★★5つです。

    2010年11月19日金曜日

    XperiaをAndroid 2.1にアップデート

    XperiaのAndroid 2.1へのアップデートが公開された。早々にアップデートして人柱になるべきか悩みましたが、ある理由で早々にアップデートしました。

    アップデートを決断した理由はSIMカードが不要になるため
    2.1へのアップデートを決断した理由は、SIMカードが不要になるということが理由です。私のAndroidはWiFiのみで利用しており、携帯との2台持ちのためSIMカードは携帯で利用している。WOSIMを利用しているが、いつの間にかWOSIMがオフになっていることがあり、差し替えて立ち上げなければならないことがおきる。

    アップデート後アプリの更新のダウンロードが終わらない。
    早々にアップデートを実施しましたが、OSアップデート自体には特に問題はなかった。アップデート後は、大量のアプリで更新が必要になりましたが、更新がいつまでも終わらないという問題が発生しました。調べてみると、メモリー残量が50MB以下になると発生するとの情報があり、アプリを停止してやると、アプリの更新ができるようになった。

    不要なTimeScapeとMediaScape等を削除
    これらのソフトはXperiaの売りなのかも知れませんが、私には不要ですので、真っ先に削除しました。入れておけば勝手に立ち上がってメモリーを圧迫、電池を消耗する厄介もの以外の何者でもありません。
    削除のためにはXperia2.1でrootを取る必要があります。既にRootも簡単に取れるよう対応アプリ(z4root.1.2.1.apk)があり情報がありました。手順は、apkをwebで検索、ダウンロード、ドロップボックスに入れ、設定で提供元不明のアプリを許可し、apkをクリックしインストールしました。あとは実行し再起動という手順で簡単にRootが取れ、あとはSystem/app/の中の不要なソフトを削除するだけでした。スーパーユーザーの取得と削除にはSUFSBというソフトが有効です。非常に簡単でした。ついでに、メールソフトもMoxerが邪魔でしたので、同時に削除しています。
    Sony Ericssonも昔のパソコンを買うとついてくるソフトという感じのおまけに力を入れるなら、OSのアップデートに力を入れてほしい。Appleのように、iPhoneは4年以上前の機種でも最新OSが一応利用できるようにするという配慮が、その会社の製品を継続して買うかどうかの判断材料になります。XperiaのOSが4年以上に亘って継続的にアップデートされなかった場合には、Sony Ericssonの製品は二度と買わなくなるということです。それと、基本的にRootを取らなければ削除できないような方法で強制的にハードウェアに依存しないソフトを入れてくるというのは、ユーザーを無視したメーカーの身勝手な行動で、改めるべきと思います。

    スピードには満足、ギャラリーの機能には満足
    立ち上げ後は非常にまったりと動いていたOS 2.1 ですが、スピードは改善され、アプリの動作はかなり速くなったように感じられます。最初のまったりと動いていた理由は、ソフトがサムネールを作るなど写真データを検索するなど、Indexのデータの作成をしていたようです。Mediascapeの代わりには、標準のギャラリーを利用しています。隠しているようですが、標準で搭載されています。使いやすく文句なしです。標準カメラからは、Mediascapeが呼び出されるようで、ギャラリーに連動しなくなりますが、利用上特に不便はありません。Mediascapeを表にだして、ギャラリーを隠すというのはSony Ericssonの戦略が間違っていると言わざるおえない。

    フォルダー機能は便利
    もうひとつ便利な機能がフォルダーがホーム画面に作れるようになったことです。これで、カテゴリー別のアプリ整理などがやりやすくなりました。また、情報をホーム画面一杯にアイコンを並べる必要がなくなり、表示するなど、ホーム画面の使い方に幅が出てきました。

    Sony Ericssonへのお願い
    いまさらのAndrid 2.1ですが満足しています。でも、できればこのタイミングで2.2を提供すべきだと思いますが・・・。ビジネスとしてもっと重要なのは、新しいOSへの対応です。 TimeScapeとMediaScapeがあるからといってXperiaを買う人はいないでしょうから、Sony Ericssonはこの開発リソースを重要な競争力であるOSのアップデートに使うべきでしょう。

    2010年11月13日土曜日

    Google検索の活用

    スマートフォンにとって便利な機能が満載のGoogleの活用

    とりあえずアドレスバーに「一ユーロは何円」と入れてみましょう。
    検索結果の最初に「一ユーロ = 113.714517 円」などとそのときのレートがでます。

    電卓やその他の機能を個別に持つより、ブラウザーの検索画面で多くのことができてしまうことが多い。計算、辞書などサイトに行くことやアプリを起動することなく、検索フィールドで行なえる。そのような多くの例が、以下のGoogle Masiaのサイトに沢山掲載されている。

    検索ボックスをもっと活用するための10の方法 | お父さんのためのGooge活用講座 その2


    とりあえずアドレスバーに以下を入れてみましょう。
    「一ユーロは何円」

    一ユーロ = 113.714517 円


    次は、
    1+1

    さらに、

    和英 Google

    東京から大阪

    などなど。
    沢山ありすぎて覚えられないでしょうから、とりあえずやって見ようと思わせる機能です。

    2010年11月5日金曜日

    家内のiPhone利用方法

    家内のiPhone利用方法を見ていると非常に面白い。
    • 基本的にパソコンは使わなくなりました
    • 本も可能なものは全てiPhoneで読んでいます
    • 新聞は読まず(取らず)、ネットで情報を仕入れています
    • 全ての情報検索やWebの巡回もiPhoneのみでやっています
    • 市の施設利用申し込み、レストラン予約もiPhoneのみ
    結局、iPhoneで必要なことは全て出来、PCでなければ出来ないことは一つだけです。DVDやネットでビデオを見ること。

    そんな家内にiPodは興味あるかと聞くと、あんな大きなものは必要ないとのこと。手のひらに乗り、軽くてどこでも持ち運びできるiPhoneサイズが最高のだそうです。また、軽くて長く使っていてもまったく疲れないことが大きな理由のようです。

    さらに、0.1以下のかなり強度の近眼ですが、iPhoneはある程度近づけると、メガネなしでも読書ができるらしく、この点でも非常に便利だとのこと。

    通常は、テーブルの上にiPhoneの台を置いて使っていますが、ベッドの上でも結構調べものをしたりしています。


    ネットにつながった環境で日記をい書いたり、Blogを書いたり、Twitterを利用するというようなことは嫌いらしく、一切やっていません。

    ちなみに、電話としては利用していませんので、完全にPCの代わりとなっています。

    基本的に、パソコン自体も単なる道具で、それ以上でも、それ以下でもない、という考えですから、便利なら使うが、そのために時間を取られるなら使わないという立場です。

    年賀状は全て手書きで宛名書きです。実際、200枚程度なら数時間で、住所録の整理などしているより、昨年のはがきを見て手書きをしたほうが短時間で終わる。

    実際に、パソコンに関しては、「不便な道具」というのが、未だに彼女の評価です。その理由は、パソコンは未だに利用している時間以上に、パソコンの利用準備、メンテナンス、ソフトの評価など、本来の利用目的以外のことに時間を費やさなければならないから、不便なツールの筆頭なのだそうです。

    ツールに対して期待もなしで、単なるツールとしてのみ使うという考えは非常に効率が良いようです。

    その彼女がiPhoneの便利さを認めたということは画期的なことです。

    そして、Xperia(Android)で遊んでいる私を横目で見て、「それ、何かに使えてるの?」とのこと。

    「うーん、どうだろう?」 ととぼけているが、実際には使っているより、道具で遊んでいる時間の方が長いのが現実です。私にとっては、今のところスマートフォンは道具ではなくて遊び道具のようです。

    2010年11月4日木曜日

    iPhone 4が自動でスリープしない

    iPhone 4が自動でスリープしなくなりました。

    特に何をしたわけではない。アプリケーションの更新は週に2回ほどは確認して行っているが、それ以上の変更はしていません。何故か、昨日から放置しておいても画面が表示されたままになっている。

    設定で、ロックまでの時間は2分に設定してある。試しに、1分に設定してみたがスリープしないことに変わりはない。

    仕方ないので久しぶりの再起動をした。「スリープ/スリープ解除」ボタンを、赤い「電源オフ」スライダが表示されるまで数秒間押し続け、スライダをスライドします」をそのまま実行しました。しかし、スリープしないことに変わりはないようです。

    次に、ソフトリセットを実行した。”スリープ/スリープ解除”ボタンを押しながら、下の”ホーム”ボタンを白いアップルマークがでるまで押し続ける」を実行し、リセットをしたが、やはり変わらない。

    ハードウェアリセットは、元に戻すのに時間を取られるのが怖くて止めました。

    このままでも、スリープボタンをを押せば良いので、運用で逃げられます。電池も結構持つし、勝手にスリープしないので、以外にも便利かもしれません。実際には家内が家で使っていることが殆どなため、特に不便はないのです。

    しばらくは手動スリープで運用します。

    追記:11月24日、iOS4.2へのアップデートで直りました。アップデートも役立つのです。よかった!

    2010年10月30日土曜日

    Xperiaでアプリがクラッシュ セーフモードのお世話に

    アプリの切り替えに使っていたPreHomeが何故かクラッシュしました。iPhoneのように、切り替えメニューのないAndroidではアプリの切り替えに非常に重宝していたアプリです。
    スライドバーで立ち上げると、直ぐにPreHomeのクラッシュのアラートが出続け、Xperiaが立ち上がりません。強制終了には、電池を外す以外に無いという状況になりました。

    調べると、セーフモードでの立ち上げが可能との事(やはり、自由度が高い反面でWindowsと同じような未熟さをもったOS環境であることが・・・)。

    とりあえず、電源ボタン+メニューボタン(左端)を押しっぱなしで立ち上げることに。暫く待たされるとDocomoのロゴが、その次にソニーエリクソンのロゴが、(長い・・・・長すぎる)、その後やっと起動が始まり、左下にセーフモードの文字が出た。ここで、ボタンを離し、やっとセーフモードで立ち上がった。

    PreHomeがクラッシュしたという記事は検索しても見つからないようなので、メモリーエラーの可能性が高いと思い、冒険ではあるが、Removeではなく新しいバージョンをインストールすることにした。マーケットで検索、新しいバージョンをインストールし、再起動をした。

    うまく再起動可能になった。やはり、メモリーのエラーでアプリケーションの再インストールで立ち上がった。

    しかし、一般ユーザーが使う携帯電話で、セーフモードが必要なことには課題が多いのではなかろうか。

    2010年10月15日金曜日

    iPhone4の写真 HDR化

    iOS4.1ソフトウェアアップデートで写真の品質が大幅にアップした。

    特に、HDR写真が通常の撮影で撮れる機能の追加はありがたいことです。


    HDRとはハイダイナミックレンジ合成(High Dynamic Rrange imaging、HDR)のことで、カメラでHDR撮影をしようとしたら、露出を変えて複数枚の写真を撮影し、後から合成してHDR効果を得ることが必要でした。そのためには、カメラを三脚に固定し、撮影対象も動かないものを対象とする必要がありました。iPhone4ではこのHDR写真を手持ちで撮影できるのです。もちろん特別なソフトも余計な手間も必要ありません。

    最初に戻り、何故ありがたいかというと、以下の2点が特に大きい。以下のその詳細を記載します。
    ①ポートレートの撮影が女性好みのきれいで穏やかな写真になる
    ②日中の人物・風景等の撮影でも白飛びしない

    ①ポートレートの撮影
    顔の影が柔らかくなり、凹凸が目立たなくなることで、顔が穏やかできれいに撮影できます。これは室内でも、室外でも同じで女性を撮影するときには必須です。美人撮影機能のハイキー写真よりも、明らかにソフトフォーカスよりも自然で加工感がなく、実際に目視している状況にも近く、写真を撮って見た目と違うという感じが少ない。男性の写真でも、影が目立たなくなることで、穏やかでやさしい雰囲気になります。自分の写真の表情が険しく、顔写真に自信のない方はぜひHDRで撮影してみてください。

    ②日中の人物・風景等の撮影
    日中はあまり写真を撮りたくないかたが多いかと思います。どうしても、コントラストが強すぎて白飛びしてしまう。とてもきれいな景色に感動して撮影したのに、写真ではとてもきれいとは言えないものになってしまう。そんな思いをしたことがあるでしょう。HDR写真ならそんな思いをしない美しい写真が取れます。空を撮影したいときには是対に必要な機能です。風景が入ると空が真っ白、空を撮ると風景が真っ黒ということがなく、青い空とと風景のどちらも記録に残ります。通常撮影とHDRの2種類を同時に記録できますので、日陰だけなどコントラストが足りないときには通常写真を残せばよいのです。

    露出を変えた複数枚の写真を撮影し合成しているため、動きのあるものには使えませんが、この機能だけでOSのアップデートの価値あります。おかげで、HDR機能のある標準カメラばかり使っています。

    2010年10月11日月曜日

    iPhoneのダイエットソフト-体重管理

    iPhoneで気に入っている体重管理ソフトを紹介します。

    測定結果を手軽に記録できる環境をiPhoneが提供してくれました。これまでもパソコンで記録する気になれば出来たのに、実際には記録していませんでした。やはり、ベッドの上でも手軽に入力できる環境は大きなメリットのようです。PCとは違いいつでも瞬時に起動し使えるiPhoneの勝利です。

    紹介するのは「WiScale」と「体重ノート」です。どちらも入力は簡単、それぞれ特徴があるので並行して使っていいます。入力は数秒ですので、2つを使ってもまったく苦になりません。入力してはグラフを眺めているこのごろです。気がつくとiPhoneが来てから5キロ以上の減量に成功しています。お腹の贅肉はかなりすっきりし、顔もかなり精悍になれました。うれしい限りです。

    どちらにも多くのレビューがあるので細かい説明はしませんが、簡単にソフトの紹介をします。

    『WiScale』

    本来は、無線LAN搭載のスリムな体重計『WiFi Body Scale』という体重計用の体重管理ソフトですが、体重計がなくても使えます。体重計があれば手での入力が不要ということですが、残念ながら体重計は持っていません。一日に一回のデータしか入力できませんがグラフ表示機能が秀逸です。

    このソフトの特徴として、
    ・デザインが秀逸
    ・体重、体脂肪率、BMIが管理可能で、入力は簡単
    ・横に回転するとグラフ表示されるがこのグラフの自由度が非常にすばらしい

    一日に一回のデータしか入力できませんが、表示期間などが伸縮自在で、体重と体脂肪率の同時表示等、好みのグラフ表示ができるところは、体重の変化を眺めるのに最高で、大きなモチベーションになります。


    『体重ノート』

    特徴は目標管理機能と豊富な管理項目でしょう。
    ・一日に2回のデータを入力・管理
    ・体重入力の精度が50グラム単位
    ・その日の食事量の多寡、運動の多寡、コメントを入力することが可能
    ・日々の体重管理に便利(目標体重に対して、達成率、平均減量体重、達成予定日等を表示)
    ・グラフ、レポート機能も減量には非常に効果的

    体重は一日のうちでかなり大きく変化します。朝の食事前が一番体重が少なくて、夕食後が最も体重が重い人が、一般的には多いのではないでしょうか。私は、この朝起きてからと、夕食後の2回のデータを毎日入力して体重の管理をしています。日々のばらつきを見ていると、何がいけないかも良くわかり、日々の食事や運動の管理に効果的です。飲み会等があるとその結果は惨憺たるものです。

    残念ながら現時点でAndoroidにはこれに匹敵するソフトは見つかっていません。

    Android (Xperia) が来た

    アンドロイド
    AndroidについてはHTC DiamondでXDANDROIDを利用して既にAndrod2.2を走らせてみていたが、どうにも遅くて使えない。1.6ではどうにかアプリが動いてはいたが、やはり遅い。Windows Mobileのネイティブマシンとしても、iPhoneで味わったスピードはまったくなく、2年前のマシンとしてはその非力さは致し方ないのだろう。
    XDANDROIDのインストールでAndroidの便利さを垣間見た気がする。必要なファイルをフォルダーに入れ、実行するだけで、Linaxのインストールから、Androidの立ち上げまでが済んでしまう。アップデートもファイルを入れ替えれば良く、これまでのインストールアプリはほぼそのまま使える。
    そうこうするうちに、Android 1.6が快適に走るXperiaを手にしたのである。

    メールソフト[K9mail]
    親切にも、使えないオマケアプリがたくさん入っている(買えば高いのだが・・・・)。メールソフトだけで3種類。標準のGoogleメールだけは簡単だが、1アカウントだけにしか対応していない。メール設定しようにも、なかなか設定が終わらない。しかたなく、またメールソフトをダウンロード、K9mailを利用することに。一応、数時間かけて設定はすんだが、POPサーバーのアドレスからSMTPサーバーアドレスまで入れなくてはならない、当たり前かも知れないが、iPhoneではそれらのポピュラーなメールはIDとパスワードだけでそれ以外は自動で設定された。結局、メールソフトの設定だけで一日仕事となってしまった。

    SIMなしでの利用[wosim]
    次は、SIMカードなしでも立ち上がる設定。まだ、i-modeメールにメールが来るので、暫くは携帯電話も併用することにしたため、調べるとwosimというソフトでSIMなしでも立ち上がるとのこと。こちらのセットアップは簡単であったが、なぜかオン・オフがいつの間にか変わってしまう。その度に、携帯からSIMを抜いて差し替えることになる。どうもwosimはAuto Rotateがオンであると、画面の回転によってオフになってしまうようだ。横画面のHomeはあまり美しくないので、Auto Rotateをオフで利用することにした。

    日本語入力
    入力は標準のPOBox Touchの変換効率が高そうであるので、標準として使うことにした。非常にポピュラーな日本語入力環境のsimejiを利用しようとしたが、しばらくはXperia標準で行くことにした。今のところ、毎回日本語入力画面が最初にでてくるため、アルファベットに毎回切り替えるのが非常に面倒ではあるという点を除いては特に不満はない。私の指が太く、候補選択で意図しない候補が選択されるのは困ったものであるが、私の指が理由では取り替えるわけには行かない。指サック型タッチペンをだれか開発してほしいものである。

    アプリ一般
    これから、Androidアプリ探索が始まるのだが、まだ、iPhoneにはアプリでは、使い勝手を含めて遅れをとっていることは否めないようである。なかには非常に優れたAndroidアプリもあるが、まだ多方面で劣っている部分があるようである。iPhoneと出来る限り共通あるいはデータを共有にしたいということもあり、苦労することになる。

    データアクセスから見るiPhoneとAndroidの大きな違い
    Androidの大きな特徴はやはりその自由度であろう。iPhoneは、メモリーへのアクセスが非常に厳しく制限されており、アプリ独自のフォルダー、メール、フォトロール、さらには電話帳以外にはほぼアクセスできない仕様となっている。そのために、わざわざ外部(クラウドやPCのフォルダー)にアクセス、あるいは自分自身のフォルダーをサーバー化して公開し、データを共有しなければならない。ドロップボックスのフォルダーにさえ個別アプリはアクセスできないため、iPhoneではドロップボックス自体が画像表示機能を持つ必要があるというような状況にある。そのために、外部とのデータのやり取りにはiPhoneアプリは特別に配慮してあり、内部で閉じない仕様となっている。外部との親和性が高いiPhoneはクラウドの利用は必然である。つまり、ネットにつながっていなければ、iPhoneの機能は著しく低下するということでもある。
    一方、Androidではこの点は自由度が大きく、フィルエクスプローラーが利用可能である。ただし、ファイルへのアクセスに関しては、アプリごとにバラバラの感がある。フォルダーに入れることと、フォルダーがアプリから見えることが同じでなかったり、データファイルのクリックでアプリが立ち上がったり、立ち上がらなかったり、この点はバラバラであるように思われる。

    使い勝手の印象
    以上でも一部触れたように、アプリの完成度、使い勝手という観点からAndroidはiPhoneに若干劣るようである。その若干の違いが生産性という観点で見ると圧倒的な違いとなりそうだ。現時点で生産性の高いツールとして使うなら、迷わずiPhoneであろう。本末転倒ではあるが、ガジェットとして楽しむならオープンなAndroidは楽しい。

    iPhone 驚きのスピード、使い勝手の良さ

    iPhoneを手に入れて驚いたのは、その機能とスピード。
    パソコンでやっていることの7割は、手のひらの上の小さな携帯電話で代替できる。これまでの、Windows Mobile系の携帯電話とはまったく違う世界がそこにはあった。2年前にHTCのスマートでないマートフォンを手に入れたが、モデムとしてしか機能しなかったのとは大きな違い。

    まったく違う世界がここにあった。

    操作性、スピード、ユーザーインターフェイスのスマートさ、豊富で気の利いた無料あるいは安価なアプリケーション。パソコンと長い付き合いのシニア世代には無限の世界を感じる驚きであった。

    これと比べると、パソコンはクロック処理のほとんどを何に費やしているのだろうかとの疑問が???

    あまりに便利すぎて、1ヵ月後には妻に召し上げられ、自分用には未開の領域であるAndoroidを手に入れることになるとは・・・・。

    iPhone 4との蜜月

    忘れられない7月4日。やっとのことで「予約のiPhoneが入荷しました」と電話が来た。
    ケースが先に届いて主を待ち焦がれていたのだ。

    iPhone4が家に来てから数日間は、寝るのも忘れそうなほどiPhoneとの蜜月の日々が始まった。
    楽しい・とにかく楽しいのだ。指に張り付くようなタッチパネルの操作感。意図するように操作できるということが、こんなにも大きな喜びを与えるとは思わなかった。電池も無線LANを一日中使っていても寝るまで充電不要という驚くべきタフさとモバイル機器として最低限必要な安心感がある。さらに、無料アプリが豊富で、軽快に動作する。iPhoneアプリという宝の山がここにあるという感激であった。

    メールの設定に苦労するかと思ったら、gmailもLive mailもIDとパスワードを入れれば問題なし。
    4つのメール設定に10分かからないとは、なんと楽なことか!!やはりApple、Macからの伝統は引き継いでいる。

    気がついたら入れたプログラムは200本以上になっていた。どれもこれも魅力的なものばかり。
    (どんなものを入れたかは後日記載したいと思います。)

    体重記録管理は特徴ある2つを平行して利用し続け既に3ヶ月以上が経過。その間に体重は5キロ以上減少。記録するだけでダイエットができるわけではないが、三日坊主の私が、既に3ヶ月以上記録を取り続けられたのもある意味iPhone効果。

    時間や消費電力、利便性の観点から以下のようなメリットが特に大きい。
    ・立ち上げ時間は限りなくゼロで思い立った時に利用できる
    ・電力消費はほぼゼロ
    (比較すれば、パソコンはデスクトップが130W(ディスプレー含む)、ノートPCでも20W)
    ・ほとんどのデータはDropBoxやEverNote等でパソコンと共有できる
    ・音楽プレーヤー不要で音楽・ビデオ再生性能は高い
    ・カメラ・ビデオも持ち歩く必要がない(その上、iPhone上で写真加工をして遊べるソフトが沢山)

    おかげで重いノートPCを持ち歩く気がしなくなった。メールやWebの検索必要データの確認がPCを持ち歩く主な理由だったが、こららは全てiPhoneで可能。携帯やWindows Mobileで見られなかったサイトも問題ない。どうして重いノートPCを持ち歩く必要があるだろうか?

    大きな落とし穴は、多くの書物が読めることを妻に自慢したこと。パソコンで読めるのに、見向きもしなかった妻の目が輝いたのを見逃してしまった。「ねえ、Andoroidも使ってみたいって言ってなかった?」我が家の大蔵省の甘い誘惑に引っかかるのは時間の問題であった。国の地方への交付金のようなもので、ひも付きなのは確実。そう、次の言葉は「iPhoneは私が使い、あなたはAndroidね。」

    それでも、新興勢力であるAndoroidの状況をチェックしてみたかったという誘惑には勝てなかった。「一括購入する費用は出すからあなたのDocomo携帯機種変更ね。」Androidにしても月々の支払いはほとんど増えないと知った妻は積極的であった。そう、私は携帯とiPhoneの2台持ちだったのだ。

    8月の初旬、Xperiaを購入、iPhoneは晴れて妻の手に渡った次第である。継続している体重の管理だけはiPhoneを使って良い事に。iPhoneとの蜜月は、本当に1ヵ月で終わったのであった。

    予想されたことだが、iPhoneがMacならAndroidはWindowsPC的である。

    そして、Androidとの格闘がはじまることに。

    Xperiaの電池充電プロファイル

    Xperiaの充電プロファイルがどうもおかしい。(些細なことですが原因を調べないと気がすまない。)

    夜、寝る前に充電を開始しても、朝100%になっていない。
    充電プロファイルを調べてみると、100%になると暫くして放電がはじまり、90%まで減少すると、また充電というサイクルを繰り返している。そのため、朝タイミングが悪いと90%までしか充電していない状況で利用することになってしまう。

    疑問なのは、充電中の放電スピードが異様に早いことです。
    夜間は利用していないのであるから、充電器につながれていない状態と同じ放電レートであれば良いのだが、ほぼフルの状態で利用しているのと同じようなレートで放電されている。つまり、強制放電をされているのではないかと思われる。これは、バッテリー寿命に悪いだけでなく、エネルギーの無駄です。

    『JuicePlotter』で記録した下のグラフを見てほしい。昼に、利用していないで放置していた状態がバッテリーがあまり減少しないフラットな状態です。それに比べ、充電中は、100%に充電されて1時間ほどたつと、利用状態に近いレートで急激にバッテリーが減少している。設定は、夜間も昼間も同じであり、単に充電器のUSBケーブルがつながっているだけです。この日はタイミングが悪く、90%充電からスタートする結果に。


    結果として、夜間の充電は適切ではなく、寝る前に充電を終わらせるか、タイマーをつけて充電するしかないということだろうか? なんとも不可解な挙動です。


    少しリチウムイオン電池について調べてみましたら、原因らしきものが見つかりました。

    リチウムイオン電池が液体の電解質の一般的な「リチウムイオン電池」なのか、導電性のポリマーを用いた「リチウムポリマー電池」なのかが気になりましたが(おそらくiPhone4と同じリポだと思いますが)、どちらも充放電特性等については差がないようですのでリポも含まれるリチウムイオン電池として考えます。

    <リチウムイオン電池の特性>
    リチウムイオン電池の特性で注意すべきことは以下の点です。
    ・リチウムイオン電池の寿命は、300サイクルでおおむね70~80%、500サイクルでおおむね50~70%となります。
    ・1回の充電とは、継ぎ足し充電をしてもその総和が100%となるところで1回とカウントされます。
    ・リチウムイオン電池は、継ぎ足し充電しても電池寿命に影響がない。むしろ、高温で100%充電の維持や長時間保存が寿命を短くします。
    ・リチウムイオン電池の電圧は、2.2V(ほぼゼロ充電)から4.3V(100%受電)の間で変化しています。
    ・過放電をすると電池を破損し再充電できなくなります。
    ・過充電も電池を破損し寿命が短くなる(爆発の危険もあり)
    ・過放電する前に出力を遮断する、過充電防止制御回路、短絡等での加熱を防止するための温度ヒューズ機能等、電池内に安全回路が組み込まれています。

    <外部充電器は単なる5V電源で何もインテリジェントなことはしていない>
    ひとつはっきりしていることは、先のプロファイルはパソコンのUSBにつないでも同じように再現されますので、これは充電器の特性ではなく電池あるいはXperiaの充電回路も含めた特性のようです。最初は充電器の特性を疑っていたのですが・・・・。充電器の出力はUSBだから5Vかなと思い、確認すると確かに5Vでした。特別な充電器ではなく普通の電源でした。するとUSBの電圧5Vをリチウムイオンの充電に使うためにどこかで4.2Vまで電圧を下げているということですね。

    <リチウムイオン電池の充電器の保護回路>
    電池自体の保護回路があやしい気がしてきましたので、リチウムイオン電池の充電器の保護回路の特性を調べました。
    以下はパナソニックのリチウムイオン電池充電ICの過充電・過放電・過電流保護回路の資料です。
    リチウムイオン電池保護回路の例(パナソニック)

    この資料には参考設定例が出ています。それによると以下の設定になっています。
    1セル電圧が4.30±0.05V以上で充電停止
    1セル電圧が4.10±0.05V以下で充電停止解除
    これが、今回の原因ではないかと推察されます。Xperiaの電池の場合、ちょうど100%と90%に相当する電圧に設定されているということでしょう。

    <残る疑問点>
    先のプロファイルの「100%から90%への変化は過充電を防ぐにしては放電が早すぎる」ということが疑問点として残っています。ここはXperiaが消費しているとは思えないのです。なぜなら私のXperiaでは、98%程度から95%まで、スタンバイ状態なら2時間以上かかるのです。

    <結論ではないですが>
    ということで、少し勉強なりましたが電池自体の充放電保護回路の特性であれば諦めるしかなさそうです。iPhone4は充電後は100%を維持してますが、使っている電池の保護回路の特性あるいは設定の違いでしょうか。Xperiaの電池は90%まで放電したら再充電せずにそのまま維持してくれれば諦めもつきますが・・・ちょっと不満ですね。

    電池を換えれば、この充電プロファイルは当然変わるのでしょうね。

    iPhoneでこのような現象が見られないのは電池の設定までチューニングされているのでしょうか?
    アンテナ問題を考えると、この程度のことでもiPhoneなら大騒ぎをしそうな気がします。

    追記:iPhoneの電池情報は非常に荒く、良いものでも5%精度、これほどの精度では測れていないことがわかりました。さらに、Androidなら当たり前な、このような充放電のプロファイル測定ができないこともわかりました。擬似マルチタスクのため、電池状態をバックグラウンドで測定してくれるソフトもありません。

    アラン・ケイの夢

    アラン・ケイという名前を持ち出すだけで、古い人間と呼ばれそうですが、やはりこれらのツールの原点はアラン・ケイの夢の実現にある。

    iPhoneやAndroidは便利であるが、その便利さを日々の生活に活用するだけでは便利であることの意味が大きく異なったものとなってしまいます。

    やはり、我々が日々行っている活動で、自分たちの限界を超えるための道具として、生きた使い方が出来たときに、アラン・ケイの夢が実現されるのだと思います。

    彼がゼロックスのパロアルト研究所で作った「アルト(Alto)」は、アイコンベースのコンピュータでしたが実際には、イーサネットネットワークにつながったコンピュータであり通信機でした。

    コンピュータといっても、データを入れたりする入れ物ではなく、人間が使うものということが原点にあり、文書を作ったり、図を書いたり、それを人に送ったり、ファイリングしたりということが得意な事務機であり、逆にデータを入力したりということは得意とするものではなかったのです。

    まさに、計算の道具から始まった計算機としてのコンピュータとは原点が異なるのです。

    人間の生活を便利にする、我々の活動をサポートする道具としての出発点から、デスクトップにはドキュメントのテンプレートや、ドロワーや、プリンターが置かれ、マウスでそれらのものを開いたり、送ったりする世界がありました。

    彼が思い描いていたのが、その様な機能を手のひらの上で実現することでした。

    ノートPCでもある程度のことは出来ましたが、人間とのコミュニケーション能力は明らかに違います。

    音声を認識し、位置を自ら確認し、自分の置かれた方向や、目の前の画像を認識する能力をもった簡単に持ち運びが可能な機械です。

    今や、iPhoneとAndroidは限りなくパソコンに近いことが出来る通信機であり、上記のように多彩なセンサー機能を持っている道具です。

    今こそ、アラン・ケイの夢を実現することができる可能性を秘めています。