2010年11月28日日曜日

アプリアップデートの課題:ADW Launcherが2重にインストール

AndroidマーケットでADW Launcherがアップデートされていたのでインストールを行うと、なぜかADW Launcherが2つインストールされてしまった。

同じアプリで登録名が異なる問題
同じアプリで登録名が異なるとこのような事態になるのですが、この問題はアプリのアップデートにとって根深い問題の発端です。アプリのアップデートルールに関して、大きな問題として投げかけたい。AndroidだけでなくiPhoneも含め、このようなアプリのアップデートの問題にスマートフォンはどう対応して行くのだろうか?

禍根を残すアプリのアップデートとOSアップデート時期のズレ
アプリの登録名称が変更になった場合、あるいは新旧のOS用に別の登録名の異なるアプリを提供した場合、古いアプリと新しいアプリとの設定の引継ぎの問題が大きな課題となっていくだろう。
古いアプリはマーケットから消えても、ユーザーの端末には残る。この時にアプリのアップデート情報が行かないという状況が困るのだ。あるいは、OSのアップデートに対応した時に、新しいOS用に別の登録名でアプリを追加し、古いOSを使っているユーザーは切り替えなかった。しかし、そのユーザーも遅れて、OSのアップデートを行い、古いバージョンは新しいOSでも残ってしまう。そのまま、アップデートとは無縁となり、古いバージョンが不具合を起こす。

多くの携帯電話ユーザーが大挙してスマートフォンのユーザーになる。この問題はよく注意しないと、AndroidやiPhoneのアプリアップデートでは多くの課題を残すだろう。

今回の2つのADW Launcherへの対応
今回の問題は個人的には困ったこと。特に、Homeアプリはアプリケーションリストに表示されないので、簡単に削除できない。そのまま使ってもいいのだが、気持ち悪いだけでなく、メモリーの問題もありやはり一方を削除することにしました。

実際、この二つのバージョンは、表面上はADW Launcheだが、アプリケーションの登録名が異なっているようだ。そのために異なったアプリとして認識されている。

どちらかを削除することになるが、一方はVersion 1.2、もう一方はVersion 1.3.1となっている。当然、新しいほうを残すのだが、新しい方には設定が引き継がれていない。

恐らく、設定ファイルのバックアップは共通だろうと考え、Version 1.2の画面で、ADWの設定を開き、バックアップ/リストアを行うことにした。ADW設定のバックアップと、デスクトップ設定のバックアップの2つがあるので、どちらもバックアップした。

その後、Version 1.3.1に移り、設定画面を開き、バックアップ/リストアに行き、ADW設定のリストアと、デスクトップ設定のリストアを行った。思ったとおり、Version 1.2の設定をVersion 1.3.1に移すことができました。

ただし、ガジェットだけはそのままでは、表示されないので、新たに呼び出しました。これでめでたく、Version 1.2を削除できる環境が整ったことになりました。

そして、Version 1.2の削除は、削除プログラムで感単に行えました。

以前のXperiaのAndroid1.6のときのOSバージョンアップの時に、クリーンインストールを行うため、全プログラムを保存、保存したファイルからアプリのインストールをしたことが原因だろうと思っていましたが、実際にはプログラム名が変わっていたことが問題でした。

Android 2.1の初期には対応されていたのだろうが、Xperiaのように遅れてAndroid 2.1になった機種にとっては、既に情報は過去のものとなっていたのでしょう。

古いバージョンのPreHomeによるのXperiaのクラッシュではXperia自体が立ち上がらなくなり、セーフモードでの立ち上げが必要だったことを考えると。結構、深刻かつ根深い問題です。

アプリ登録名の変更については開発者には特に注意して頂きたい問題です。

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