2011年12月15日木曜日

光の動きを映像に

今回はiPhoneでもAndroidでもない、光のお話し。

光の速度は30万キロ/sと言っても、想像がつかない。子供の頃は、一秒間に地球を7回り半すると教えられました。一周4万キロだから、7倍で28万キロ、後半分足して30万キロとあまり想像しても意味をなさい早さです。その光がペットボトルの中を通過する過程を動画として捉えた映像があります。

フェムト秒(フェムトという単位は、千兆分の1という単位)レーザーの短いパルスが、これまた非常に短いフレーム間隔で動画として撮影したものです。なにがすごいって、一秒間に地球を7回以上も回ってしまうほど速い光がペットボトルという数十センチ移動するのを動画として見られるのですから。

それで、これが何に使えるのと思う人も多いと思いますが、これもナノセコンドの時間単位での現象です。ナノテクという言葉聴いたことがありませんか? そう、意味は分からないけれど、すごい技術の代名詞だったナノテクと同じナノがつく時間の世界です。だから凄いのです。けっして馬鹿にしていません。

ここでいえる事は、繰り返し同じことが起こってくれさえすれば、非常に短い瞬間に起こっていることも、動画として見ることができるということです。短い時間を捉えるということは、非常に小さなものを見るのと同じことなのです。いやもっと難しいことです。

でも、本当は自己満足でしょうか。でもいつかきっと、このことを利用したアイデアが生まれ、偉大な発明が行われるのです。この技術の利用法を考えるのはあなたです。




おサルモードになって、何度何度も見てしまいました。

その他の画像は、以下です。

http://web.media.mit.edu/~raskar/trillionfps/

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